『1789』感想・3
●新公の感想でも少し書きましたが、ダントンのコマ、デムーランのカチャ、ロベスピエールのたまきちはたいてい3人まとめて出てくる。
しかも革命家なのでまさおのロナンと同時に、ということは必然的に主人公の後ろに回ることが多い。
そうなると、目立たないんだよね。
「この3人って1人でいいよね」という某さんの感想を聞いてすごく納得しました。
弁護士だったりジャーナリストだったり議員だったりするけど、そんなに差を感じない。
もっとも本当に1人の役になったら、出番が大変すぎたり、主人公に比べて役が大きくなりすぎたりするかもしれません。
●で、上記の3人に比べて、ラザール・ペイロールのマギーさんや、シャルル・アルトワのみやるりの方が役的に2番手っぽいんじゃないかと。
「主人公の敵」という意味で特に2番手っぽいのはマギーさんのほうなんだけど、それが路線からは外れたであろうマギーさんにくるというのが番手ごまかし中の組にはいいなぁと思ったりもします。
そして、路線から外れたからこそマギーさんに安心して回せる、という部分はありそう。
●それはそうと、マギーさんはなんでああもブーツや鞭が似合うのか。
ブーツで蹴転がしたり踏んだりがハマりすぎて嬉しくなってしまいました。
あのじわーっとくる踏み方いいわー!
うっすら『仮面の男』を思い出す「拷問は終わらない」の歌が楽しすぎて、なんだか自分が人でなしになった気持ちです。
でもあの歌は耳につくよ。
そして口ずさみたくなるよ。 ( ゚∀゚)o彡° ごーもんはおわらなーい
プログラムに歌詞が載ってないのが残念です。
●その拷問シーン、前にも書きましたがまさおの喘ぎ声が面白すぎて、凄惨なシーンのはずなのに、どうしてもお笑いっぽくなってしまいます。
あ、喘ぎ声じゃなくてうめき声か。
これ以外のセリフ回しもとってもクセが強くて、まさおはいったいどこまで行くのかと。
年とともにどんどんすごいことになってる気がするのだが、誰か止めようとはしないのだろうか。
小池さんはトップにはダメ出ししないんだっけな……?(うろおぼえ)
●みやちゃんのアルトワ伯は、すべての人を見下しているような冷たい視線が印象的。
兄王・ルイ16世を意のままに操ろうと厳しく迫るところは威圧感があった。
そんな人なのに、間抜けかつときに自分の邪魔立てもするラマール・ロワゼル・トゥルヌマンを切り捨てないあたり実は優しい人なのか……?
「私は神だ」のナンバー、あなたなら媚薬を使わなくても女を落とせるでしょーにと思うが、快楽を与えてやろうという女に対するサービスなのでしょうか。
そして、媚薬がもくもくしてるときに一番近くにいるのがありフェルゼンなもので、最初はフェルゼンに使うのかと思ってしまいました。
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