『1789』感想・2

2021-02-13月組公演感想,月組

『1789 -バスティーユの恋人たち-』5月16日(土)11時公演と15時公演をダブル観劇してきました。
ついこの前行ったところだからなんか変な感じ……。(というか、正直体が辛い。年齢には勝てないわ)
面白いからいいけれども。

ちなみに16日の15時は阪急交通社貸切、司会は元星のせあらちゃんでした。
88期だからまさおと同期でもないし、そういうセレクトは珍しいような。

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・しょっぱならからなんですが、バスティーユの壁を登っていくロナンを「やめてぇー!!」と止めるオランプがよくわからない。
ここまで来て、今さら止めるのかよ! みたいな気持ちになる。

・16日はくらげちゃんオランプでした。
上手っっ。
歌も芝居も安心して観ていられるわー。

本人の持ち味は硬質だと思うけれど、それでも娘役のしなやかさがある。
情感も出てきたし。

くらげちゃんが芝居すると役に知性が出るので、それがヘタをすると賢しらさとして映ったり、鼻につく感じになったりすると思うんだけど、そこはうまく回避。
オランプの分をわきまえた控えめさと芯の強さとして出ていました。

課題だったメイクもすごく上達したしいい娘役になったなぁ。

・これまで3回観劇したんですが、ロナンの妹・ソレーヌはすべてはーちゃん。
「夜のプリンセス」では堂々たるソロ。
上手いから聞きごたえがありました。

夜の女になってダントンに「上玉」と評されるのには首をかしげたくなりますが、そうしてでも生きていくほかないもんなぁ。
カフェで働く姿はしっくりきました。

・貸切終演後のインタビューで、別の役をやるなら何がいいか、と聞かれました。
まさおは王太子役をやりたいそうです。
歩かなくていいから(笑)。
今回走りまくって踊りまくって大変だもんね。

「もう1回り大きい車いすを作ってもらって。そうしないと(自分が王太子にしては)大きいのがばれるから」と。
そしてセリフが可愛いのもポイントらしい。

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