『風の次郎吉 ―大江戸夜飛翔―』感想・3

花組,専科

『風の次郎吉 ―大江戸夜飛翔―』ドラマシティ公演の千秋楽(12日15時公演)を観てきました。
面白かったー!!!!
都合4回観たわけですが、何回観ても飽きないっていいな。

くそう、サイトーくんなのに!

いやいや、ありがたいことです。

テンポがよくて歌もダンスもたくさんで、組子に見せ場があって。
ダレ場がないんだよね。
そして笑わせてかっこよさにうっとりさせて、ちょっと泣かせる部分もある。

実は文句を言いたい部分もないわけではないんですが、これは個人の問題というか好みの問題かな。
(たぶんそのうち書きます)
でもそれは楽しみを損なうほどのものではありません。

●千秋楽なのでご挨拶があります。
公演の長はふみかさんなのですが、ご挨拶が面白い! うまい!

正確には覚えていませんが、だいたいこんな感じ。

「お江戸では『Ernest in Love』が上演中ですが、公演期間は1月7日から19日、『風の次郎吉』の東京公演の初日は1月21日。
ということは、 ”あらいいわね。東京公演と一緒に観ましょう” と思っていると、見逃します。
まず江戸へ行き、(『Ernest in Love』を)ご覧になってから、私たちの上京を待っていただきたいと思います」

なんだか商売上手。

あ、この公演について「爆笑 北翔 OH! Edo Night Show」とも言ってたなぁ。
で、「これは北翔さんが言っていたのですが」とか言って、みっちゃんが手を横に振っていたような。

●主演のみっちゃんのご挨拶もあります。

カミノモトへのお礼を言ってました。
貸切公演でもないので、けっこう唐突な気がした。
みっちゃんがカミノモトのイメガだとはわかってるけど。

みっちゃんのご挨拶も正確には覚えていませんが、だいたいこんな感じ。

「はっちさん(甚八)のセリフに、 “人生って奴ぁ、とてつもなく苦しくて、とてつもなく面白ぇもんだなぁ” というのがありますが、私にとっては、この公演が体力的にとてつもなく苦しくて、終演後にはとてつもなく面白いものでした。
立ち回りも多く、誰かケガしたらどうしようかと思うものでしたが、皆緊張感をもって公演にのぞんでくれました。
おかげで誰一人ケガすることなく千秋楽を迎えることができました」

東京公演千秋楽まで無事につとめられますように。

●カーテンコールではみっちゃんが「じゃあ歌でも歌いますか」と、アカペラで『大江戸ナイトショー』の演歌バージョンを歌ってくれました。
エンドロールで流れるアレの生歌バージョンです。
客席大盛り上がり。

回りからも合いの手が入りました。

・また、最後のカーテンコールでは手締めをみんなで。
「チョチョチョイ チョチョチョイ チョチョチョイナ あ、めでてぇな ホーホケキョ」とフルバージョンで。

それで客電が付きお開きとなったのですが、ちゃんと録音の手締めも流れるのでした。
大満足の千秋楽でした。

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