ポコちゃんとまおくんのダブル主演バウ公演『アルカサル ~王城~』12月13日(土)11時公演を観てきました。
14日の前楽も観劇予定ですが、とりあえず初見で思ったことなど。
・舞台は人間が出てきて音楽が鳴って暗転して、次景に移って別の人がでてきてなにかしたら音楽が鳴って暗転して……なつくり。
今、大劇場でもバウでも似たような作り方の演目がかかってるのだな……と変な気分に。
(でもこっちは「植爺の弟子」って感じはしないのが不思議)
結局私は予習せずに来てしまったのですが、「原作は面白いだろうなぁ。」と思いながら観ました。
と書くとつまらないかのようですが、えーと、覚悟していたほどではありませんでした(って、これも宙大劇でも書いたな)。
とりあえず話はどんどん転がっていくもんね。
だいたい青池先生の話がつまんないわけないのっっ。
原作はたぶん面白くて話の筋は面白いんだけど、いかんせん演出がなぁ……。
場面場面がぶつ切り感があるので、少々ガラコンぽくもあった。
・ポコまおが異母兄弟で敵対関係、という程度の情報しかないまま観劇にのぞんだわけですが、まさか両者とも悪玉だとは思わなかった。
(どっちも悪玉だよね? まおくんのドン・ペドロだってたいがいな人だよね?)
ガンガン戦うし、陰謀だらけだし、親だって信頼できないし、裏切るし、勢力図は変わるしで大変な話だった。
でもヘタな書き込みがないせいかわかりやすかった。
・ドン・ペドロのまおくんは、ものすごくタニオカさんだった。
ちょっとでかくなったタニオカさん。
顔とか声とか超似てる。
・ポコちゃんは美しいな。
ポスター写真はキムラさんに似てるなと思ったんだけど、実物はもちろんそんなことなかった。
何度かあるポコちゃん=エンリケのソロ場面は「スーパーポコちゃんタイム、きた――――!!!」と心中叫びたくなる感じに楽しかった。
なんでそんなに楽しいのかわからんのだが、自分的に超盛り上がったんだよ。
ポコちゃんは歌ヘタなイメージがあったんだけど、今回はそう感じなかった。
・次期娘1決定おめでとうございますな風ちゃんはヒロインのマリア。
顔はやっぱりあまり可愛くないんだけど(失礼)(あ、でも本人比で良くなったような……?)、雰囲気で可憐さを作れているところ、いじらしさを出しているところにまりも姐さんを思い出した。
そしてやっぱり歌がいいです。
柔らかい歌声が客席に広がるのはいいもの。
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