『MOUSTACHE/ファム・ファタール』感想・4
感想の続き。
前にも書きましたがシーンの順番などの記憶はだいぶあやふやです。
●男役4人と娘役3人の踊り。
緑と、白黒のチェックの衣装だっけな。楽しい。動きがすごいです。
フォーメーションが入り混じるのが大好き。
ボードビリアンっぽい、と思ったんだけど、この感想が的確かどうかはわからん。
(たぶん私がボードビリアンをちゃんと理解してないから)
●女役さん4人の歌と踊りも素敵でした。
赤いドレスでアダルティ。
●平松さん(=ラーラ)、再び登場。
紫のすんごいドレスを着てます。
最後に着道楽しとけ! って感じでしょうか(笑)。
平松さんの語りが好きです。
雰囲気があり、物語世界に引きこんでくれます。
彼女の紹介からもう一つの恋物語がはじまります。こちらは悲恋。
たぶん中世ヨーロッパが舞台です。
村娘の朝香さんと軍人(?)の桜花さんは恋人同士。
でも桜花さんは身分を偽っていて、実は貴族の子弟で許婚もいる。
許婚は折原さん。
折原さんは親の決めた許婚だけれど桜花さんを真剣に愛しているもよう。
三角関係が明るみに出て、嫉妬から折原さんは朝香さんを刺そうとするが、誤って桜花さんを刺してしまうという筋。
折原さんのしっとりとしたドレス姿がめっぽう美しくて眼福でした。
朝香さんの村娘は、いくら舞台人に年齢はないと言ってもなぁ……と少々キツかったです(失礼)。
●黒いタキシード(だったと思う)の男役さん4人の歌は、なんかちょっと舞台が埋まってない感じ。
虹架さんの顔がみつるに見えてきた。
●役代わりの場面はもう一つ。
桐生さんバージョンは、白い服の桐生さんが歌い、白いドレスの牧名さんが踊るというもの。
高世さんバージョンは、高世さんが歌い、グレーの衣装の折原さんと平松さんが踊るもの。
どちらも見ごたえがありました。
●フィナーレは、全員が天使っぽい衣装に金髪のショートのカツラ。
このビジュアルはあんまり好きじゃないけど、まぁいいや。
桜パラソルくるくるがないのが物足りない……。
●15時公演のカーテンコールで牧名さんが話していたこと。
高世さんと桐生さんの役替わりにともなって牧名さんも役が変わる。
高世さんの回なのに、タカビーな刑事の衣装を着てしまってジャングルの場面に出られない! という夢を5回くらい見たそうです。
実際、この役替わりで一番大変そうだったのは牧名さんだもんなぁ…。
お疲れ様でした。
●今気づいたんですがロケットなかったですね。
とはいえ楽しいショーでした。
日程が合ったら南座公演も行こうと思います。
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