99期生文化祭をみたんだ・3

文化祭,音楽学校

休憩を挟んで第2幕は演劇です。
谷センセイ作・演出の『マッチ一本の幸せ -フレデリク六世の青春-』。

プログラムによれば「十八世紀後半のデンマーク王国。病気の父王に代わり摂政となった若き皇太子フレデリクは、戦争で疲弊した国土に幸せを取り戻そうと立ち上がった。」という話です。

さらにざっくり概要を記すと、デンマーク王国はいとこ(だったと思う)で昔からの友人で近衛隊隊長であるヴェルデマールとその父らに牛耳られています。
フレデリクはお忍びで町に出かけ、市民の声を立ち上がります。
ヴェルデマールは忠誠心と父への義の板ばさみになりつつも彼なりの折衝点をみつけ、フレデリクは国を立て直すという話だったはず。

私は16時公演しか観てないので、生徒さんも半分しか観ていません。
観たのはB組だけ。

が、配役をみるかぎり、2番手のヴェルデマールを上手い人がやって、主役は推したい人にさせてるのかな、と。
単に12時公演では次席(諏訪)、16時公演は4席の人がヴェルデマールをやってたからなんだけど。
(主役の人の席次はまだわかんない)
ちなみにヒロインは12時公演は首席(美園)、16時公演は3席の人が務めてます。

主役の人は目立つ顔だった。(亜蓮)
すごくわかりやすい。欧米系の血が入ってるのかな? と思ったけどどうなんだろう。

ヒロインかわいい。「私のヴァンパイア」を歌った人ですね。(華妃)

ヴェルデマールの人はうまかった。白い主役より数段いい役だよねぇ。(希峰)
むつかしいけれどしどころのある役。
で、それをきちんと作り上げてた。

マッチ売りの少女の子は見た目で姫花を思い出した。(ひいな)
可憐。中卒なのね。

酒場の女将さん(天瀬)も学生運動家の人(澄風)もよかったな。
靴職人も笑った。(若翔)

99期生、しっかりしてるなぁ。

来年はA組B組とも観たいな。

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