花組版『オーシャンズ11』感想・1

2021-02-13花組公演感想,花組

まずは初日明けの土曜、2月9日11時公演を観てきました。

●楽しかったです。

星版のときより、登場人物紹介で明け暮れる1幕がダレなかった気がします。
理由は不明。
テンポアップしてたのか出演者の力量なのか観る側の問題なのか……?

●星組版との印象の違いの最も大きなところは、11メンバーなどの個人個人の重要度の比率。

星組版のときはマヤさん、真風、礼くんの印象が強かったんです。
で、「あーマヤさん退団だもんね」「真風を押したいんだな」「礼くんを売り出してきたなー」と劇団の意向をつい考えてしまったのですが、花組版はそういう感じがあまりない。

なんか見せ場などをうまーくバラけさせて、あえて番手をわからなくさせているような感じがしました。
礼くんのやっていた歌パートはがりんちゃんが担ってたんだけど、今回は3ジュエルズの印象が強かったです。
確証はないんだけど、もしかして礼くんが歌ってたパートを3ジュエルズの娘役さんたちにかなり割り振ってる?
(記憶違いだったらすいません)

●1階席で観ていたんですが、客席おり――というか、客席からの登場がありました。
11メンバーが正体を隠して客席通路に隠れて、だいもんベネディクトらをまいてしまうの。
みなさんあちこち走り回るので誰がどこにいたとかはあまりわかりませんでしたが。
(きちんとおぼえてるのは21番の横の通路をよっちが走っていったことくらいだな)

●テスを救出しにきたダニー。
マジックのセット上にポーズをとっている蘭寿さんの後姿がとっても蘭寿さんな感じで超かっこよかったです。
なんでしょうね、あの立ち姿だけでかっこいい(でもそこはかとなく笑える)感じは。

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