花組版『おかしな二人』感想・1

花組,専科

12月9日(日)11時公演を観てきました。
面白かったー。

元がちゃんとした脚本の演劇はいいね。
笑えるし、アラをつつかなくてもいい(笑)。
あの広い日本青年館がいっぱいというのは、こちらの胸までいっぱいになります…。

マヤさんご出演のバウホール公演(星組生が出てたもの)とはちょこちょこ違いましたね。

まず、開演前の歌が「三百六十五歩のマーチ」。
前回の「手のひらを太陽に」では若者4人とおぼしき声だけが聞こえてきたのに、今回は理事様のぶっとい声が最初からずがーんと響き、こちらをぶっとばしてくれます。

劇中のアドリブなどはあったと思いますが、私が覚えてるのはヴィニー(がりんちゃん)の「みんなでフロリダに行かないか」を受けての、オスカー(理事様)の「いや、私は南太平洋に行く」くらいです。
タイムリーな話題だから客席もうけてました。
このアドリブって千秋楽のっぽいんだけど、もうやっちゃうんだ?! と驚きましたが、毎公演言ってるのかな?
(私はこれが初見にしてマイ楽なので、他日はどうなのか知らない)

初演のときにやっていた「ピンポーン、宅急便でーす」は今回もありました。
どっかんどっかんウケてたわ。

2幕の終わり(オスカーとフェリックスが険悪ムード)の幕間休憩は、彼らの漫才(笑)です。

「15分か20分の休憩です」というオスカーにフェリックス(みつる)が文句をつけ、フェリックスが「ちょうど20分の休憩です!」と投げやりに言い直すもの。

あと、開演アナウンスは理事様とみつるの2人でですが、理事様のほうがしゃべる分量は多めでした。
そして「華形ひかるです」というアナウンスに「あれ、言い間違えた? 華形みつるだよね?」とリアルに思いました。
合ってるよ! 間違ってないよ!

マヤさんの退団セレモニーのおもむきのあったフィナーレはそのままやるわけにはいかないので、みつるバージョンに変えてました。
「関白宣言」のその後、切ないお父さんバージョンとでもいうべきもの。

サラリーマン姿のみつるが、大きなゴミ袋を片手に出てくる。
ポッポー姉妹(さあやと仙名ちゃん)はサングラスをかけ、一人はお鈴(?)を、もう一人は木魚らしきものを手に演奏しつつハモる。

みつるは客席に降り、定期入れを出したりしながら歌ってました…。
サラリーマンの悲哀です。いや、どちらかというと蔑ろにされたお父さんの悲哀でしょうか。

しかしこのもの悲しい歌の効用は、みつるがどんなに歌がアレでも気にならないというところ。
むしろうますぎないほうがフェリックスのキャラに合うという……。余計なお世話でしょうが。
ダーイシ、ナイス。と褒めてよいのでしょうか…。

最後のごあいさつはごくあっさりしたもの。
最後、がりんちゃんとゆずかれーちゃんが互いのかぶっていた帽子とサンバイザーを交換してました。

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