『Victorian Jazz』感想・1
バウホール公演『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』11月24日14時30分公演を観てきました。
今日が初見です。
(あと2回観る予定)
まずはざっくりした印象のようなもの。
●主演のだいもんはやはり上手くてキレイな人。
顔好きだわー。
実力派と言われているとおり、歌も芝居もダンスもみんないい。
歌は、「本当はもっと得意なジャンルがあるよね?」と思うものもあったけれど、もちろんこれはただの贅沢を言ってみただけです。
(つい『ファントム』のオーベロン様の歌と比較したくなるのよ。あれは一気に目が覚めた)
●いちおうヒロインなのか? なべーちゃん。
フィナーレの出番はだいもんの前だけど、横一列に並んだときはだいもんの隣じゃなくさおたさんの外側というのがいろいろと考えさせられます。
ヒロイン、設けたくないのか……。
べーちゃんの芝居が好き。
温かみがある。
彼女は美人じゃないけど愛嬌があっていいな。
顔にも演技にも角々しいところがないのがいい。
あの新聞記者はやる人がやったらうざったくなりそうな役なんだけど、べーちゃんだとかわいらしいんだよね。
●今回が田渕先生のデビュー作。
原田センセイに大野くんをスパイス的にまぶした感じに思えた。
私が言う「原田センセイ似」はけっして褒め言葉にはなりえないんだけど、なんとなーくこじゃれてて、なんとなーく楽しくて、なんとなーく気持ちよく終わる感じが原田センセイだ。
正直なところ、彼はなにを作りたかったのか、クリエイターとしてどういう人なのかがよくわかんなかったなぁ…。
大野くんとか生田センセイみたいな「オレはこれをやりてぇんだよぉぉぉ!」って歪みや情念が感じられなかったのよ。
まぁ変な思想を入れられるよりはマシなんだけど。
そして決してつまらないわけでもないんだけど。
もちろん出演者はいいんだし。
あと2回観たら感想は変わるかしら。
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