『サン=テグジュペリ』感想・2
『サン=テグジュペリ』-「星の王子さま」になった操縦士(パイロット)-を観てきました。
7月28日(土)11時、15時と29日(日)の15時公演。
●土曜日のショーで蘭乃ちゃんの声が出てないと思ったら、日曜の芝居では恐ろしく声を痛めていた。
役柄上、低い声で強く話すことが多いから、慣れない発声でやられたのかしら。
王子様をするときなど、高めの声で話すと篠原ともえっぽい声になっていた。
3日目にしてこんなになるなんて心配だ。
治るといいけど。
●星の王子様のシーンはきれいでした。
ファンタジーで美しい。
童話っぽいところも現実的なところも、色味がきれいでまずは満足。
最初に娘役が光る玉(星をイメージしたのかな)をもってくるのが特に美しい。
●王子様する蘭寿さんは超ピュアでした。
かわいかったー。
エリックを思い出した。
今回の作品は評判は今一つのようで、でもそのわりに私は気に入ってるんですが(本当)、それは単に蘭寿さん好きだからかもしんない。
プロローグで超ピュアに出てくる王子さまがかわいい。
飛行機と一緒に出てきて歌うサン=テックスさんは男らしい。
飛行機野郎なサン=テックスさんは超熱い。
眠っちゃって95期コンビ=マイティーとゆずかれーちゃんに遊ばれてる蘭寿さんはアホかわいい。(アホって)
コンスエロさんと運命の恋をしていきなりプロポーズするところはこっぱずかしい。
そして強引に踊るところは超セクシー。
ありとあらゆる蘭寿さんが楽しめるわけですよ。
たまらんですよ。
ピュアなのもアホっぽいのも男らしいのもセクシーなのも堪能できるんですよ。
というわけで、蘭寿さん好きならたぶん楽しめる演目なはず……。
逆に言うと、蘭寿さんがツボに来ないタイプの人だったらこれをどう思うんだろう。
そういう意味で、今週末遠征するというS嬢の感想はすごく楽しみである。(彼女はもう笑えるくらい私と男役の趣味が合わないのだ)
初対面のコンスエロさんにプロポーズして踊るところは『ル・ポァゾン』とか『カノン』のタンゲーラの場面を思い出したよ。
赤かったー…。
あと、蘭寿さんはつくづくよく舞台で寝る人だな。
逆裁とか長い春とかシャングリラとか。
宝塚の演出家たちは蘭寿さんの寝顔が好きなんじゃないかと思うほどだ。
蘭寿さんは革命専科で死に専科で寝顔専科なのか。
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