『春のおどり』感想・2

感想の続き。

・朝香さんメインの「鏡の夢」の4人の娘役の踊りもすごかったです。
これの場面が私は一番好きだったな。
好きというか、ひたすら拍手を送りたい気持ちになった。

1人の娘役が主になって、残り3人が三面鏡に写った“影”の動きを見せるんだけど、その動きの揃い方が完璧。
3面鏡だから、真逆の動きだけでなく、斜めに映った動きもしなきゃいけないのね。頭がこんがらがりそうだ…。

ここまでぴったり合わせるのってどれだけの修練が必要なんだろう。
見せてくれるものはとてつもなく美しいけれど、根性とか生き様とかスピリットとか、そういう言葉が浮かびました。

・鶴のシーンもまた美しかったです。
大人数での団体芸のすごさ。

女童みたいな同じカツラ・同じ衣装で一斉に踊るのは迫力があります。
(個人を認識したいときには辛いんだけど)
一糸乱れぬ動きで「場」を表現する美しさに圧倒されます。

桜花さんが出てきたときにはふとよっちゃん先生を思い出しました。
衣装がすごかったからかもしんない。

・このシーンの前に牧名さん+男役4人で例のラップがあって、鶴をせっせと折って、上手側客席通路を通ってハケていきました。
前にも書いたけど花道のない上手側はわりと不遇なのね。
その埋め合わせというべきか、折り鶴をプレゼントしてました。もらえたのは各回5名ということになるかな。

・楊貴妃の場面、桐生さんは安禄山の衣装が似合いすぎだ。
体格がよくてスターオーラがあって芝居が熱いお人である。

楊貴妃は男役2番手の高世さんが演じておられたのだが、ぶっちゃけ顔が怖かったです(すいません)。
ビジュアル的に、トップの桜花さん(もちろん玄宗皇帝役)と役を交換したほうがしっくりくるような。
とはいえ、そうもいかないんだろうな……と、OSKの事情を考えてしまいました。

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