『エドワード8世』感想・9

●オープニングで女の子たちに囲まれて「みんなかわいいよ」と鼻の下をのばすきりやんがかわいい。
投げキッスしまくってんのもかわいい。
やってることはチャラ男なのに外見が渋いので「このおっさんは…」的になるのもまた良し(笑)。
でもってなにげに脱走しようとしてるのがまたおかしい(笑)。

●随所に出てくる警官役のからんちゃん。
軽さのある演技がうまいわー。かわいくておもしろい。
しかしこれも一種の通し役なんだろうが、いったい何歳なんだろうと思った…。舞台中、けっこうな年数経過があるよね?

●みくと有瀬くんの夫婦(マルグリットとファーミー・ベイ)はおもしろかった。
出てくるのは最初のほうだけなんだけどね。
こうやってちゃんと笑わせてくれるのは嬉しい。

しかしみくちゃんのしどけない姿というのは、なんつーか、気持ちよさそうである(スミレコード?)。
たまらんだろうなー。
そりゃーお金持ちもイチコロだ。

●侍従3人組(るう・ゆりや・ちなつ)はかわいいな。
友達の延長で仕えているからゆるいんだよね。
銀橋での「褒めて伸びるタイプだよー」の育児ポーズとかアホらしくて楽しい。

でも古参だけあって信頼がある。
デイヴィッドの心理的なフォローもできる。
「私が行こう」のトロッターさん(=るうちゃん)からはそれが端々から感じられる。いい男役さんだ。
ていうかほんとにヒゲ似合うよなぁ…。

●ゴドフリーのみりおは有能な側近だけど、秘書官上がりなだけにそのあたりのフォローはできない。
新参者で友人ではないから。

その苦さが辛い。

でもなんでこの役が3番手の役なのかな。
みりおに似合ってるとは思うけれど、格としてはちょっと足りない感じ。
(ていうかチャーチルの比重が重すぎるのか)

●あちょうさんのリッベントロップ氏は「悪い人ですが、なにか?」的なうさんくささ全開で、正直なところ出てきたときから笑いそうになった。
逃げてー! まりもちゃん超逃げてー!

ツッコミ入れたいレベルで色気も出てるので、ウォリスの愛人だったという噂に妙に納得した。
(大野くんによるプログラムの記載によれば「信憑性は未知数」だそうだ)

●この作品のキャストがわかったときに登場人物を調べていて、ナチス関係が出てきたのでどうすんのかなと思ってたんですが、そのへんをうまく処理したなぁ。
主人公に関わるネタだけに、ナチスと協力関係にあった云々を扱うのは、嘘をつくにしてもごまかすにしてもむつかしすぎるもの。
まちがってもナチス=善にはならないし、主役がその協力者だとなるとどうしても白い役としては成立しにくくなるし。

大野センセイが「うまく補助線を引いた」というところかな。

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