同じ土俵に立つなかれ・2

念願の男役メイクをしてまいりました。
大劇場にある、宝塚の衣装を着て写真を撮るアレね。

えーと、話が長いので下に置いておきます。
興味のある方、おヒマな方はどうぞ。


前に娘役メイクをしてドレスを着て写真撮影をしたときに「身長があと10センチ伸びたら」とか「あと5キロ痩せてから撮るべきだった」とかたわごとをほざいた気がしますが、そんなことはさくっと無視しました。

年齢も年齢なので身長は伸びていないし(ていうか中1くらいで止まったよ…)、体重は量ってないがたぶんやせてもいない。
それにも関わらずやってしまいました。
欲望とネタやりたい病が勝ちました。

選んだ衣装はトートとパーシー。
好きなキャラクターというのもさりながら、マント着とけば体格もごまかしが利くかと思ってさ…(姑息)。
鬘で顔もごまかせる気がするしさ…(やっぱり姑息)。

同じ日にやるので両キャラのメイクは同じ。
スタジオのお姉さんに「地色は変わらないんですけどいいですか?」と念を押されました。
血色のよいトート閣下になるのか、と思いつつ承諾。まあネタだし…。

トート閣下の鬘は2種類。
さえちゃんバージョンと水さんバージョン。
顔色に合うのはこっち、というスタジオのお姉さんの助言に従いさえちゃんバージョンに決定。
水さんバージョンの緑の入った鬘はパーシーと兼用のメイクではいまいち似合わないそうです。

あとマントはどうしますか? と聞かれました。
マント好きなんです。あーゆーの(ロングコートとか)ばっさばっさしながら歩くのが大好きです。
なのでどちらの撮影でも着せてもらうことにしました。

さてメイク開始。
トートを先に撮りますよ、とのこと。

男役メイクは娘役のときに比べて地色が濃い。
そして顔の回りに塗るピンク色の量が少なかったような。
あと、まゆげはやはり直線的。
まったりした形の地眉がメイクの下に残るので「もっと剃っておくべきだったか…?」と思いました。

メイク完成。
自分の顔ながらなかなかよいではないか、という気分です。さすが顔が長いだけある。(残念ながらシュッと細くはない)
ご満悦です。

トート閣下の衣装ですが、ロングブーツを履くためズボン丈は短いです。
すねくらいの長さまでしかない。
それをサスペンダーで吊り下げて着ます。
なので、着替え途中の姿はけっこうマヌケです。

男役の衣装は娘役のドレスのように胴をぐわっとしぼられることがないので非常に楽です。
苦しくないってすばらしい。
ただ、少々暑いですが。(男役が痩せるわけだよ)

骨に沿ってラインストーンが施された手袋やブーツ、マントなどを着用したのちスタジオへ移動します。

いすに座っての撮影となります(椅子を使用するかどうかは希望制)。
体勢は一見自然にみえる、けれどその実とっても不自然なもの(笑)。
背もたれを使わず体を斜めにして脚を組み、右腕をひじかけにもたれかけるようなそうでないような、力を抜いているようなぜんぜん抜けないような、そんなポーズ。

けっこうキツいです。

「白鳥は優雅にみえて、水の中では必死に脚をばたつかせてるのよ!」

という教えが心中よみがえりました。
ポスター撮影をするスターさんたち、マジで乙、と思いました。
空中椅子に座る亜弓さんの気分です。

それでも娘役コスのときよりだいぶん撮影は楽でした。
なにって、求められる表情がまったく違う。

娘役のときは「アゴ引いてアゴ引いてアゴ引いて」「はい、にっこりー!」だったのに、
男役のときは「アゴあげて」「こっちにらんでください」だもんなぁ。

アゴ肉が押しつぶされて必要以上に巨顔の人っぽくなったトラウマ持ちとしては、アゴ引いてー! と求められないことが非常に嬉しかったです。
あとカメラに向かってにっこりするより、ドヤって視線飛ばしてるほうが自分的に楽です。
なので、トート閣下コスでの撮影は驚くほどあっさり終了しました。

さて、次はパーシー。

衣装替えの前にメイクを手直しします。
紫の口紅を落とし華やかなピンクに。
軽くチークを入れ、目元にもピンクを差します。若々しい印象です。
瞳子ちゃんパーシーっぽいと思いました。

衣装を着せてもらい撮影スタジオへ。
シルクハットを手に、立ったポーズで撮ったんですが、帽子を持つ手が疲れました。
それでも娘役コスのときよりははるかにあっさりと撮影終了です。

3時公演が終わったあとで写真を受け取りに行きました。
出来上がりは我ながら満足できるものでした。
身長含めたスタイルはともかくとして、メイク顔は悪くない。少なくとも娘役メイクよりは確実に似合ってる。
(ご披露できないのが残念です)

立って撮ったパーシーはSDの趣がなきにしもあらずでしたが(袖丈余ってるし…)、椅子に座ったトート閣下はけっこうごまかしが効いてる気がします。
よくみると手足の短さに泣けるんだけど、よくみないとそこまでは気が回らないレベルだと思うの。

ちなみにトート閣下の顔色は補正されてました。
いくらか青白く、血色の悪い人になってます。
あと、娘役コスのとき同様、顔と首の色の違いも差がないように補正されてるので自然です。

すごく楽しかったです。
そのうち、ちゃんとしたトート閣下メイクで、水さんバージョンの鬘をかぶって撮ってみたいです。
その前に顔やせしたいなぁ…。
アゴやほおのまったり加減をなくしてからやろうかなぁ……。

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