『エドワード8世』感想・3

月組

この話、めちゃくちゃ面白かったけれど、1回観ただけで理解しきれませんでした。

特にたまきちが出てきて、まりもにスパイ疑惑がかかり、まさおが「実はスパイなんです」って言い出すあたり。
誰がどういう役でどこまで事実でどこまで罠なのかがもーごちゃごちゃで整理できない。私の頭の回転が鈍いだけだろうが。

それだけでなくやたらめったら登場人物がいるので、これ月組子の顔をろくに覚えてなかったらきついだろうなー、と思いましたよ。
ぜったい誰が何の役でどういう立場の人かわかんなくなるはず。

いやーもう大野君好き放題やってるね(笑)。大好きですよ、私は。

『ロシアン・ブルー』の初日を観にいって、隣の方に「今のどうでした? よくわかりませんよね。」と不満げに言われたのを思い出しました。
(ごちゃごちゃしててわかんないけど、でもめちゃくちゃ面白いよ! と思ってたので答えに窮した記憶…)

そのときと同じ匂いがします。
好き嫌い分かれるんだろうなぁ。
これを楽しめるかどうかはオタク気質の有無で分かれるのかしら…。

たまに頭の中にクエスチョンマークが浮かんでも、ストーリーを理解するうえで支障はないはず。
枝は四方八方に伸びていて、あちらこちらにいろんな花が咲いていても、幹がちゃんとしてるから。たぶん。
もしかしたら風呂敷広げっぱなしで回収できてないところとかあったのかもしんないけど、観るところがありすぎて問題点がどこかわかんなかった(笑)。

で、みんな人格をもっててバックグラウンドのある人生を生きているから、個人個人がこれでもかと小芝居をくりひろげる。
1回じゃ見切れなかったけど、ぜったいいろいろとやってるはずだ。
だって小芝居の月組だもん。

あー、楽しいなー。
ぜったい観れば観るほど脇が気になるはずだ。

というわけで次の土日にもう1度観る予定。
文化祭も観たいんだけど(でもチケットまだ手配してない)。サバキあるかしら。

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月組

Posted by hanazononiyukigamau