『ザ・クラシック』をみたんだ

トゥエルビでやっていた『ザ・クラシック-I LOVE CHOPIN-』を見ましたよ。

たしかこれが私にとってはじめての宙組観劇作品。
このころは1公演につき1回しか観てなかったはずなので、「なつかしいなー」という気があまり起きません。
たしかにこういう場面あったな、とか思いだしはするんだけど。

このころの私はたぶん雪組に入りこみかけてて、「かしちゃんの最初で最後の大劇場は見ねばなるまい」と思って行ったはず。
蘭寿さんはなんとなーく気になってたけど、なんで気になってるのかわかってなかった時分です。
でもってあのでかいともちんすら見わけられなかった頃だ。

で、ひさびさにみたんですが、けっこうひどい作品でしたわ…。
なんだかとっても草野。
黒塗りじゃないだけマシだけど、

・ご老人コント
・笑いをとりにくるトップスター
・変な色合いの衣装
・謎の歌詞
・ケンカする男女

と、これでもかと草野クォリティ満載。

ご老人コントとケンカする男女は素直にいらん。
変な色合いの衣装はいつものことだけどどうにかしてくれ。
謎の歌詞もどうにかしてほしいけど、いまさらどうにもならないだろうし、中ではまだマシ。

でも、中詰めのカッコ良くないマッシュルームヘアーのカツラにびんぞこメガネのかしちゃんは…。

仮に、かしちゃんがまともな任期をこなせたトップさんなら、まだ話はマシだ。
退団公演でなく、1作目や2作目ならこういう場面もアリだろう。

でも、かしちゃんは知ってのとおり大劇場公演は1作だけだった。
この『ザ・クラシック』がお披露目でありサヨナラだったんだ。
だからこそ、まともにかっこよく美しい作品をみたかった。
変化球を楽しんだり笑って見過ごせるほど余裕がなかったんだ。

と、悲しかったことを思い出しながら見てたんですが、全部が全部きらいなわけではないです。

なんつっても、るいーずかわいいわー。
あの声がかわいい、雰囲気がかわいい、全部がかわいい。
ご老人コントもるいーずの「(メガネが)あったー」だけでチャラになるほどのかわいさ。

るいちゃんも(プレ除いて)1作で退団だったんだよね。
かしちゃんに殉じたのだろうけれど、もったいない。
(あるいは「娘役道」とでもいうべきものに殉じたというべきだろうか)

それと、この作品の蘭寿さんはいい蘭寿さん。
というか、トップのかしちゃんもタニオカさんも「それどうよ」な役を振られてたけど、蘭寿さんはうまく逃げてた印象。
「クラシック・だ・よー」とか変な歌詞は歌わされてたけど、蘭寿さんには妙に合ってるんだよな…。
しかも腰がキレてて笑えたし。

みっちゃんとの場面(2人の顔が近すぎてどうにかなるのかと思った)の長髪のカツラも似合ってたし。

なんといっても見せ場のピアノの場面。
「運命」(という役名だとプログラムには書いてあった)がピアノの中からぬっと起き出し、妖しげなダンスを繰り広げる。

蘭寿さんの動きがすごすぎて、かしちゃんとタニオカさん(女装)に集中できない。

ああ、えらいこっちゃ。
最後の恍惚とした顔(笑)も含めてほんとクセになる。

ふと気になったんですが、この場面の前にるいちゃん演じる老女が「いつまでも愛してるわ、ショパン」みたいなことを言う場面があるんだよね。
彼女は老後のジョルジュ・サンドなんでしょうか。
だとしたらタニオカさん=るいちゃんということになりますね。
思いついただけなんですけど。

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