『クラシコ・イタリアーノ』感想・3

宙組

ずいぶん放置してしまいましたが(毎度すいませんね)感想の続き。
私が観たのは初日と続く土日(10/7 15:00 10/8 11:00 10/9 11:00 15:00)の計4公演なので、今は演技も変わってるかもしれないですね。

・テルの銀橋からスタート。
サルヴァトーレのパネルをみながら彼について解説するんだが、そこは毎公演アドリブ。
たしかこんなのでした。

 ※ご指摘をいただき一部訂正しました。

初日・・・ルドルフ・ヴァレンチノ「ルドルフ・ヴァレンチノに似てるよね? ♪アランチャ~♪ってやつ…」
8日11時公演・・・石田三成「お茶々様・・・」
9日11時公演・・・倉岡銀四郎「ヤス、肉くわんか肉!」
9日15時公演・・・ホレイショ・ネルソン 客席の手拍子を誘ったあと「ネルソンネルソン」と歌い、両手をあげて「ビクトリー!」

ゆうひさんの主演作からとっているんですが、そのうちネタ切れしそうだ。若い頃の「パールさんでーす」(私は未見)とかじゃ通じない人多いだろうしなぁ。
と思ってたら、今は5つくらいの主演作で回してるらしいですね。

・ファッションショーの場面。
ショーアップされた場面はここくらい。

娘役かわいい、男役かっこいい。
踊ってる男役もいいですが、1人ずつ登場してキザってくところがたまらん。

・ゆうひさんのスーツの似合いっぷりは異常。

で、今公演こだわりの柔らかく仕立てたスーツですが――、見慣れないせいかもしれないけれど、正直なところいつものかっちりしたもののほうがいいなぁ。
現実世界での “良い物” と、舞台という虚構の世界で美しくみえるものは別物なのではないかと思いました。
宝塚の男役が舞台にあっては現実の男性を凌ぐように。

・客席から登場するすみ花。
見た目は赤毛のアンっぽいみつあみ。

下手センター通路を走りお客さんに聞く「5番スタジオってどこですか」「わからないですよねぇ。すいません」。
その後1列目の前を通り、銀橋の上手側に立っている警官役の俳優に聞いて無事5番スタジオにたどりつくわけだが、私がそのあたりの席に座ったらぜひ下手側や元来た道(客席後方)を示してみたいです・・・。

「すごくみられてる気がする」ってセリフが入る日もある。
めちゃくちゃおかしくてかわいくて上手い。
間の取り方がすごくいいんだろう。

ていうかこのミーナ・プッティという役はすみ花以外がやったら鈍くさくてイライラしウザくなりかねない、大変な役だと思うわ・・・(うらら頑張れ)。

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Posted by hanazononiyukigamau