『ランスロット』感想・1

星組

星組バウ『ランスロット』を観てきました。

星の若手は全然詳しくないので円卓の騎士は半分以上顔と名前が一致しないし、娘役も美穂姐以外はっきりとは知らんし、登場人物やけに多いし、プログラムは無事入手できたけど(冊数限定で出てました…)下級生はレビュー衣装で載ってるから結局どれが誰だかわからんし…etc.

そんなひどい状況で観てましたが、楽しかったです。
ストーリーがいいとか主人公がかっこいいとかは別に思わないんですが(思わないのか)、生田センセイの作品は私には相性がいいんだろうなぁ。

エンターテイメントだったなぁ。
生田作品のセット好きよ。
美穂姐とかぁたんの対決は最高だったわ。
みっきーは白くてキラキラしてたわ。
真風は技術的に上手いかどうかはさておき、「俺が真ん中」なパワーを垂れ流してたわ。

つっこみどころはきっちりあるんです。
ランスロットとアーサー王の対決(?)への流れは「王様の判断、心が広いようでいて実際はすごく迷惑だな」と思ったし、ランスロットはなに考えてんだかよくわかんないキャラだし、聖杯を探す流れはちょっと待て状態だし…。

が、むかつかない物語っていいなー。
気持ちよくみれる作品っていいなー。

音楽が好き。
セットが好き。
出演者がきれい。
なにより演出家の謎な考え方に客席がおいていかれずにすむ。

あ、最後にランスロットがアーサー王の腕の中で死ぬところで「この話のヒロインはランスロットだったのか!」と目を見開きました。
『BUND/NEON 上海』のヒロインが劉衛強=だいもんであったように。

これは主役がアーサー王=みっきーで、ヒロインがランスロット=真風の物語だったんですよね。
舞台上の役割は別として。

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星組

Posted by hanazononiyukigamau