『FEMALE』感想・2

物語のはじめは、とある外国の街。

真波さんは女子大生くらいにみえる。
ショートボブの髪をピンで止め、1人できゃいきゃいしながらスターを待つ。ヤンさん演じるスターのファンであるらしい。

入り待ちをし、サインを求め、一緒に写真を撮ってもらい…。
姿が見えなくなるまでぶんぶん手を振ったり、握手してもらった手の匂いを嗅いだり。
嗅ぐな(笑)。

特にポスターを後ろにしての自分撮りのこだわりっぷりが笑える。
カメラの角度やら目線やら立ち位置やら髪のセットやらに余念がない。
あああああやるやるやるやる(笑)みたいな。

ものすごくかわいいです。
かわいいんだけど、なんかイタい! イタいよ! そのファン行動。
でもって自分がやってることのようでそういう意味でも胸が痛い(笑)。

真波さんはこういう「女の子」もやるし、男役もあるし、女性もやる。
真波さん大活躍。そしてやっぱり真波さんの男役は超かっこいいわー! 惚れる。
スーツとか超似合う。さっきの女の子とは別人としか思えん。

スターの入り待ちをする「女の子」のあと、彼女は夢に落ちる。
夢の中ではじまる3人のダンスアクト。
真波さんが男役してます。

ヤンさんが「女性」、佐藤が「男性」、そして真波さんが「男役」という、日本にある性別がかなりの割合でそろいました。

ダンスはタンゴ系が多かったですね。タンゴ好きなので嬉しいです。
ピアソラの曲も大好き。

真波さんは退団後の主演作から『麗人』のソロを歌う。
懐かしい。

あのときは川島芳子役であった真波さんを「麗人」として歌われた歌だったけれど、今回は男役≒男である真波さんが女性であるヤンさんを「麗人」と称して、立場をかえて歌われた。
歌自体は…ぶっちゃけ微妙すぎる…。
『麗人』公演時はもうちょっとうまかった気がするんだけど、アレンジが違ってたのかな。

ヤンさんも何曲か歌が。こっちは上手かった。
ダンサーだけど歌も歌えるのね。

この場面の最後のあたりで椅子に座った真波さんがタバコをヤンさんに渡すところがあったんだけど、それが超絶素敵でした。
タバコを用意する真波さんも、タバコを手に踊るヤンさんも。

ていうか、真波さん+椅子って、エロいんですよ…!
椅子自体はいかがわしい物体じゃないのに、なんでこうも妄想をかきたてられるのかしらね。このかっこよさは元男役ならでは。

そしてタバコを受け取ったヤンさんのダンスソロ。
タバコの煙をくゆらせながらのシルエットが美しい。彼女の年齢がもつ苦みに引きこまれる。

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