ももりりコン行ってきた・6

2021-01-31宙組

◆すみれの花咲く頃(アンコール)

アンコール曲は会場で配布されたフライヤーには書かれてなかったんですが、客席の拍手に応じて2人が登場、ヅカファンなら誰もが愛するこの曲を歌ってくれました。
歌の途中で主旋律をどちらが歌うかを変えていました。なんだか2度おいしい。
どちらも歌姫だからこその聴きごたえですね。

アンコールの前だったか後だったか忘れたんですが、りりこが「お客様を愛しております」と言ってくれました。
大劇場の千秋楽でも言ってくれたんですよね(みてないけど)。
袴姿の彼女を思い起こして目元にじわりときました。

「はじめて会うけれどみんな友達です」
「ほんとにお客様が温かくて」

2人はそんなふうにも言ってくれました。
そっかー、友達かー。
すごい友達もっちゃったな私。

礼をして2人は退場。
ピアノ演奏の手島先生も退場。
そのあとも拍手は止まず、再びの登場です。

「もう歌はないのですが、それでも私たちの歌を聞きたいという方がいたら…」
一呼吸おき、
「ちょっと前に私たちのCDが出て」とももち。

「ちょっとじゃないです」とりりこがサポート。

「だいぶ前か、1年くらい…ジブリの曲を歌ったCDがあるので、それをお聞きください」と、2人で礼。

「私はこんな」とももちがワンフレーズ歌えば、
「私は」とりりこがワンフレーズ歌い、
「2人の、というか、たくさんの人で歌ったんですが、そこでは」とこれまた2人が歌う。

このワンフレーズというのが曲者で、たとえばりりこが歌った「もののけ姫」主題歌は「はりつめた弓の ふるえる弦よ」からはじまるんですが、最初の「はりつめ」部分しか歌わないっていうwwwww
なんという寸止め。
なんという焦らしプレイ。

まさか若手娘役2人に翻弄されるとは思いませんでした。

「ぜひお買い求めください」と2人で礼をし、「宣伝もちゃんとできたね」とうなずきあっていました。

なんなのこの子たち。面白すぎる。
最後になってこんなネタを仕込んであるとは思わなかった。
というか、なんというコンビネーション。

歌にしんみりしたり感動したりしつつも最後に笑わされてしまいました。

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