『メイちゃんの執事』感想・５
メイちゃんの羊であります。
幕間休憩後、ちょっとした楽しみが仕込まれている。
スクリーンに映された羊がちょちょっと動く。まばたきしてみたりね。
ほんのちょっとしたことなんだけどこれでずいぶん客席があたたまる。演者も出てきやすいんじゃないかな。
「執事の一日」が楽しい。
執事がずらっと並んでいろんな執事のお仕事をしてるのを眺める幸福。
美形ウォッチングもし放題。
しかも動きに執事それぞれのキャラが出てるんだよね。
その間ずっと舞台上で立たされてるみやるり剣人がいとおしい。執事研修中。
「負けねー！」のセリフが似合うなぁ。
そしてみやるりっていつもバーテンっぽくグラスを持って立ってるイメージだ。
舞踏会のドレスがみんなかわいい。
しかし泉さんはやっぱりゴツいと思うんだぜ…。肩がなんとも男役。
そして原作を読んだせいかもしれんが大門がちっさいと感じる…。ムダにでかい犬、が私のイメージでした。
メイちゃんのクラスに編入してきたルチア様の一見した清純さと内実の腹黒さがすごすぎる。
理人を返すよう仕向けるところはこれなんてサイコホラー。
忍とのデュエロでやられて「うあああ！」となるべにーにちょっとほっとした。
ああやっぱりこの人べにーだｗｗｗ（褒めてんだかけなしてんだか）
ベッドシーンはやるんですね。さすがに服着てるけど。
ていうか原作のルチア様は脱ぎまくりの寝まくりの超ヴァンプだったもんな。それはさすがにヅカの舞台ではできん。
理人に着せられた寝間着（だよね？ パジャマ的な）は高そうだがうっかり「すげーもん着てるな」とつっこまずにはいられなかった。
ルチアさまのご趣味でしょうか。
理人による、メイちゃんを傷つけるための提案――理人と剣人の命をかけた兄弟対決には、ルチア様ちょっとは疑えよ、と思いました。
理人さんはワタシのモノ―って脳がお花畑になったのかと思った。それだけ洗脳に自信があったのかもしれんが。
「素敵よ理人さん…」（うっとり）
な病みっぷりがこれまた楽しいです。
