笑顔のスケブ

花組

ひさびさの『麗しのサブリナ/EXCITER!!』観劇です。東京前楽です。
絵莉さんの咽喉の調子がよろしくないらしいとのことで、心配しながらの入り待ちと観劇となりました。

さて、今日で最後を迎える絵莉さんの入り。
白というよりもアイボリーの膝丈ワンピースとボレロ、茶のブーツとシルバーのバッグで、撮影されながら非常に明るい笑顔で歩いてきました。
あらゆる方向に笑顔を振りまきながら。

私はファンクラブとは反対側になるシャンテ側にいたのでよくは見えなかったのですが、会の人たちの前までくるとスケッチブックをめくりながらなにか書いたものを次々と見せていました。
メッセージだったのでしょう。自会の人に見せるのみならず、全方位に見えるようくるくる回ってくれました(ただ残念なことに、遠くてなにが書かれていたのかは判別できず…)。

スケッチブックを使ったのは声が本調子でないからでしょうか。

さて11時半公演の開始。絵莉さんの役はララビー兄弟の母モード。
歌はセリフになっていました。
セリフ声ははじめは大丈夫だと思えたんですが、途中からややガザつく感じになっていました。

不安をおぼえながらのショー。
娘役であればことさら名誉である大役のエトワールが待っています。

大階段が用意され、パレードがはじまり、そのセンターに立った顔が絵莉さんであることに心底ほっとしました。
そして放たれた声の美しさや最後の声の伸び。
安堵し、そして泣きそうになりました。
客席からは惜しみなく祝福と感謝の拍手が贈られました。もちろん私も。

絵莉さんとしては本調子ではないかもしれませんが、それでも無事務められたことを喜びます。
やはり花道ですから。

残念ながら千秋楽は観ていませんが、この調子ならそちらも無事務められたことでしょう。
長年の功を思い、行く末に幸あれと思うばかりです。

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花組

Posted by hanazononiyukigamau