『Rhapsodic Moon』感想・2

月組

●第2章の月の輝く夜はアラビア風の場面。
城に囚われた姫=まりもに言い寄る兵士みりおたちと、たまたま通りがかってそれを救うことになるきりやんの戦い。

役名「兵士A」のみりおがものすごーくトート閣下でした。
ビジュアル的に。
しかも「冷たく愛を歌」っちゃうし。

めっちゃくちゃキレイですがこんな兵士イヤです。兵士としてイヤです。
手下の兵士(園加たち)を従えてるどっかの親衛隊長かなにかならアリなんだけど。
もちろん親衛隊長だって兵士にカテゴライズされるかもしれないけれど、ニュアンス的に違うからさ。

んで通りすがりに姫たちを「かわいそうだなー」ってことで助けることにする旅人のきりやさん。
相手は大人数なのに。
なんというヒューマニズム。

しかもこのヒューマニズムのすごいところは 素 手 で 立ち向かっちゃうところ。
敵の兵士をなるべく傷つけまいとする心遣いですか?
ていうか無謀すぎる。
無謀すぎるがそれでも無事仕事を終えるあたりファンタジー。

●第3章Moon Dance のまさおがかっこいいんですよー。
声がセクシー。
ちょっとかすれたような声にぞくぞくする。
スカピンのショーヴランで養った色気かしら。

このショーでこの場面が一番好き。
というか、ここのまさおが好き。

●第4章LUZ・月の光。

8人の若手男役銀橋はもうちょっと時間をとってほしい。
こういうところで品定めしてファンになるかどうか決めたりするんだからさー。

白のタコ脚ドレスのまりもが超かわいいです。
そして中詰後ひとり銀橋でソロで歌うまりもには思わず「様」づけしたくなります。


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月組

Posted by hanazononiyukigamau