宙版『銀ちゃんの恋』感想・1

2021-09-06宙組

全国ツアー『銀ちゃんの恋』9月5日16時半公演を観てきました。梅田楽になります。

これを全ツにする意味はいまだにわかりませんが、見ていて面白いことに変わりはありません。
とりあえず全国の皆様向けに客席降り・客席からの登場はたくさんあったねぇ。数える気も失せるほどの回数。
私は1階とはいえ後方席だったのであんまり恩恵には浴せませんでしたが…。

でもダーイシの気持ちは受け取った。
とりあえず客を喜ばせようという気持ちだけは受け取った。
しかしそもそもが全ツじゃなくて普通の梅芸公演とかDC公演ならよかったんだけど…。

あとご当地ネタも。
覚えてるのはヤスが言ってた「スタントでMBSからロフトのビルへ飛び降りて1万円」という話。
あと橘が「これからは地方の時代ですよ、大阪の梅田みたいな」的なことを言ってたような。
これ、大阪の梅田だと全然「地方」じゃないのでピンとこない。けど、場所がド田舎だと面白いかも。

フィナーレがついてました。
全ツとしては正しい。

ちゃんとロケットもやり、男役ダンスもやり、デュエットダンスもある。そのあとパレード。形としては正統。

しかしボサノバ風『蒲田行進曲』って微妙だわ…。
しかも歌うのがゆうひさんでさ…。
芝居上で日本語で歌うのならゆうひさんでも全然オッケーなんだけど、芝居をはなれて外国語で(何語かわからない)歌われるとかなりアレなものが…。
上級生でも下級生でも、男役でも娘役でも歌ウマはいるのよー。なんでゆうひさんにデュエダンに専念させないかな。

パレードはみな芝居の衣装で。
みーが竜馬コスした橘で降りてきたのはびっくりしたなぁ。
とはいえ普通の男役タキシードで出てこられた日には、普段宝塚を見慣れていない地方のお客さんには「君誰」状態になるだろうからこれで正しいのだろう。

パレード歌い継ぎは、みー(エトワール?)→ともちん→全員コーラス(謎の空白とも…)→みっちゃん→すみ花→ゆうひさん だったかと。

ゆうひさんのみ銀ちゃんの衣装に羽根を背負ってました。赤と白の大羽根、キジやナイアガラはなし。
銀ちゃん衣装は例の電飾スーツでした。
帽子まで電飾つき。

登場したときもかなりの衝撃で場内大ウケだったんだけど、カテコのときだったか、暗闇のなか幕が上がって銀ちゃんの電飾のみが光ってるときが一番笑えた。


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