新『EXCITER!!』感想・5
第1章の鳥たちの場面が終わって、大階段から男役がラテンのリズムに乗って降りてくる。
まっすぐ縦に2列だったのが徐々に開いていってVの字になって…という流れが神がかっていて好きです。
心おどる。
この場面を観ただけで来たかいがあったな、と感じられる。
『EXCITER!!』は色っぽい男と女の饗宴。
熱く、艶めかしく、この世のどこにもいないような色っぽく美しい男女がずらりと並んで踊ってるんですよ。
それどころか銀橋をパーっと駆けめぐったりね。
大介センセイらしく銀橋大盤振る舞いの舞台でした。
そのあたりも満足。
さて、『EXCITER!!』は男祭り。
第4章のクラブの場面も大好物です。
前述のとおり、ここはみつるの色気とだいもんのヤル気を堪能してるんですけどね。
他の男役も観たいので目が足りません。
もちろん美人ぞろいな娘役も。花娘かわいいよなぁ…。
大介センセイといえば男色的なところも健在(男色いうな)。
例の、前回もあった「まとぶさんにたかる男たち」はもちろんあります。ここ外したらファンが怒るからね、今回もちゃんとあります。
ただねー…。
これは個人的な文句なんだけどねー…。
まとえりに萌えない。
男子2人がへんなイタズラとかして悪ガキ的に遊んでくれてたら萌えられるんだけど、この2人でお耽美されてもどうも落ちつかんのです。
具体的にいうと、まとぶんがえりたんの背後から手をまわして2人で腰を揺らす、みたいな動きのところがあったじゃないですか。
まとえりだと「エロいわ!」とか「ムッハー (*゚∀゚)=3」とかじゃなくて、「2人、なにしとんの…?」と素で訊きたくなるんです。
すっげ冷静に。
まとぶんは超ノンケくさいし、えりたんは受くさくないし。
はっきりいって、この2人に耽美系の色気を感じないし。
ついでに言えばえりたんの動きは超えりたんなカクカク系だし。
やる人によっては確実に脳が沸騰してファンの精神状態がおかしくなるくらいの場面なんですけどねー…。
まとぶんにたかる男たちの場面も同様。
どノンケの男が野郎どもを侍らせてもなぁ。
別に持ち味がノンケでもいいけど、まとぶんの魅力ってそういうお耽美な方面に発揮しないんだよ。
なのでまとぶんがパシっと手を振り払うような動きをするときに「ですよねー」と腕組みしながら納得する。
ちなみにそのときのめお様の手つきと表情にぜひ注目。
「今なにが起きたの…?」
「私、もしかしてふられた?!」
オネエ言葉でアテレコしたくなります。
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