『Je Chante』感想・1

「『Je Chante(ジュ シャント)』-終わりなき喝采-」3月22日14時30分公演を観てきました。

あんまり好みじゃないかな、っていうのが正直なところ。

脚本がまったくダメなわけじゃない。
寝るほどつまんないというわけでもない。
こじゃれた感じだとも言えると思う。
出演者がヘタなわけでもない。

なんとな―――くいい話なような気もする。

ただ、こぢんまりとしちゃったな…、と思う。
なんか、いろいろと。

観ていて、出演者には悪いのだけどちょっとヒマだなと感じるときがあった。
その理由の最たるものは組子に見せ場らしい見せ場がさしてないところだと思う。

新人演出家つながりでいえば、今年の花組バウ(BUND/NEON 上海)が面白くてたまらなかったのは、組ファン以外にはさほど知られていない下級生にもきっちり役がついていて見せ場が用意されていたから。

それに比べてどーなの、今回。
下級生はおろか、上級生から中堅あたりでもたいした役じゃない。

珠洲さんがたいした役じゃないっ。
あおいちゃんもあの程度じゃ無駄使いっ。
モンチに歌わせんかいっ。

大劇場公演なら上記3人にろくな役がついてなくても怒らない。
だってそういうものだもの。格的に。
でもここはバウ。

普段はろくに出番のない脇役や下級生が経験を積み、またファンがそれを観にくる場所。
それなのに、あの程度。
出番はあっても見せ場らしいところはろくにない。

いや、役があの程度でもそれが物語上の理由ならわかる。
主要3役くらいしかろくに見せ場のない大ヒットしてるミュージカルだってあるから。

でも、今回そこまで面白いわけじゃないんだよねー。

役らしい役がろくになくても許せるのはストーリーや演出が上手くて面白いときだけだああぁぁぁ! スカピンとかな。

ところで「ナチスに占領されるパリ」ってこの前『カサブランカ』で観たところなんだよね。
それに比べたらなんか浅いというか軽いというか…。
時代背景が見えてこない。

「はいナチスですよー」「ユダヤ人つかまりますよー」くらいの軽さを感じた。
みーのゲオルグはそりゃ本人の力量でそのあたりを体現してましたけれども、脚本やら演出やらにない部分を埋めるのって大変っすよ。

ああ気づいたら文句しか書いてないや。
出演者について書きたいことはあるのでまた後日うpする予定。

客席降り(というか、客席からの登場)は2回あったと思う。

どちらも2幕で、1回目はドイツ兵5人が通路をばーっと走る。
上手側を2人、下手側を3人だったかな。

2回目は終盤近くにカチャが下手通路を歩いてくる。

あと、2幕でみーが下手の端、かなり前のほうで2分くらいは立って舞台をみてた。
選べるなら下手のほうがおいしいと思う。

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