『コインブラ物語』感想・3
書き忘れてたけど、『コインブラ物語』10月24日(土)12時公演をみた感想です。
近衛隊長ビメンタのすずみんは貴公子でした。
予想どおり。
ほんとにこういうのは外さないわー。
言うまでもなくすずみんは男役スキルのある人ですが、それに加えて貴公子スキルもある人だ。
ていうか、スキルなのか?
実は素?
理事のペドロがけっこう性格がアレな役で、
ラブ様の父王ドン・アルフォンゾもなんかきっつい役だったので、
主要男役キャストの中ではすずみんに清涼感を求めてしまいました。
情もあるし分別もあるし、でもって情熱もあるいい男だった。
ビジュアルも素敵。
ただね、すずみんだけを見ていれば夢を見られるんだけど、相手役がなんだか…。
ビメンタの恋人にしてペドロの妃・コンスタンサの優香りこ嬢。
演目が出たときは「Wヒロインか!?」とざわついたほどの重い役。
実際出番も多くセリフもたくさん、娘役にしてはそうとうしどころのある役だ。
なんだけど…、
彼女には任が重かったのではないかと。
いっぱいいっぱいというか、見ていて疲れた。
特にセリフが気になった。
セリフまわしもいまいちなんだけど、外見は童顔なのに声は「ご婦人」なんだ。
すずみんの「妹」みたいに育ったお姫様には感じられなかった。
「乳母」とか言われたほうが納得するぞ。
歌もあんまり…。
母親のかぁたんと歌ってたけどお母さんは上手いなー、と。
抜擢って応えられないことがあるのね…。あたりまえだけど。
もうちょっと軽い役をやらせてスキルを磨いてから出してほしかった。
出来上がったすずみんとのバランスが悪すぎ。
正直なところちゃきで見たかったな。
(娘役が続くけどみやるりでも可)
でもそんなちゃきは退団が決まってる上になぜか休演中で。
見たかったのに――!!!
で、そんなちゃきが本役のいわし亭の娘・イザベラ、代役は夢妃杏瑠嬢。
こちらはよかったです。
ちゃきの退団ご祝儀だかで歌もあって、その歌もなかなかのものでした。
しっかり者っぽくて恋人のともみんや父親(プログラムのマノエル=朝都まお氏か…?)とのやりとりも面白かった。
本公演でもみてみたい。
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