宝塚グラフ2009年11月号・2

歌劇・グラフ

●95周年記念スペシャル対談のアサミズ。

水:花組時代は、語り草になるぐらい悪かったですよね。
瀬:私もたいがい悪かったけど。

――この“私も昔は悪かった”発言。

あさこがすると「あー、そういうこともあるかもねー」という気持ちになりますが、
水さんの場合「たいしたことないんだろうなー」(そんな頑張っていきがらんでもー)という気になります。

ジェンヌの“私も昔は悪かった”はほとんどの場合、親戚のおじさんの語る武勇伝をほうふつとさせます。

度胸があったから番長にも一目置かれてたんだぜー、とか。
若いときは曜日ごとに違う女と会ってたんだ、とか。
(これをほんとうに語る人がいる…超身近に)

絶対3倍増しで語ってるだろ、という匂いです。

あさこも水さんも同じジェンヌなのにどうしてこうも受ける印象が違うのでしょう。

●SCENE7×3のゆうひさん。

カーキの戦闘服っぽい上下(なんと言ったらいいのだ…?)をお召しです。
眉間にシワよせまくりでかっこいいっちゃかっこいいんですが、「目、悪いんですか?」とツッコミたくもなります。
(目は実際に悪かった気がするな)

そんな渋エロかっこいいゆうひさんですが「動物になるなら…」でも例の「イルカ」アピールをしてしまうお茶目さんです。
いや、お茶目さんというより単に「ひたすら言い張る人」というだけな気もしますが。

イルカ…。
その外見でまだ言うか。

この我が儘っぷりがかわいいじゃないかちくしょう。

かわいいゆうひさんネタつながりで、全ツに持っていくという「小さいぬいぐるみ」が想像できません。
それをどうするのだ。
枕元にでも置くのか…?

ぬいぐるみよりはガムテープとでも答えてもらったほうがまだ納得しやすい。

外見と中身のギャップが激しいお人だ。

お正月の思い出は笑いました。
壮絶すぎて。
本来笑えない大変さなんだろうけど、もはやすごすぎてネタ化。

そんな状態でも式典と公演には出なきゃいけない(そして実際に出てしまう)ジェンヌってすごいわ。

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