『My dear New Orleans(マイ ディア ニューオリンズ)-愛する我が街- 』の感想です。
観たのは2月14日(土)の11時と15時公演。
10日以上経ってるのは気にしないでいただけるとありがたいです。
全体的な感想を言うと、なんとな~くイイ話で、全体のトーンが統一されてて、その分ちょっぴり盛り上がりに欠けて、うっかりすると眠くなる話でした。
(正直に書いてみた)
ゲンナリしたり神経逆なでされたりするセリフは特にないから、そこのところはありがたい。
景子センセって基本的にあんまりひどいセリフは登場人物に言わせないからさ。そこのところは安心。
あぁでも「ひもじさ」から始まる歌の連発はたしかに微妙だったな。
出演者に関しては瞳子ちゃんがかっこよくて、あすかがキレイで、みんな黒くて(肌が)、あかしがくどすぎでしたw
しいちゃんが白い役だったのが予想外。
それから、汝鳥さんの黒人牧師が、
いる…。ぜったいこの世のどこかにこういう牧師いる…。どこにいるかわかんないけどきっとどこかにいる
な存在感を出してました。
『黎明の風』の「吉田茂そのまんまやろ!」同様なリアリズムが息づいてました。
ほんとうにあの人女性なのかな。
スティーヴン牧師ってはっきり言ってしどころない役だと思うんだけどね。
とりたててセリフがあるわけじゃないし、本筋にさほど絡まないし。
それなのに教会のシーンではついつい気になってしまうあの存在感。
汝鳥さんは立ってるだけで爆弾(私にとっては)。
もう一人の爆弾。
言わずとしれたあかしw
いつもは動きやら顔芸やらで楽しませてもらってるのですが、今回は出てきた段階で
ちょ、おま…Σ(゚д゚;)
な感じに。
髪形すごいことになってんよ!
顔色黒すぎだよ!
そしてやっぱり顔芸が激しいよ!!
なんかもうジェンヌとかなんとかというより星男は星男というか、あかしはあかしというか。
本気と書いてマジと読むぜ、なスピリッツを感じました。
正直「そこまでやらんでも」な領域に足を踏み入れてる気もしますが。
教会でみんなで歌う場面、あかしと瞳子ちゃんが泣いてるのは確認しました。
熱いなぁ。
あと、熱いといえば退団者のエレナ様。娼婦役。
いっぱいセリフもらってましたねー。
濃くて濃くて濃い感じが(3回言った)とってもエレナ様でした。
ついついうっかりやりすぎるエレナ様を舞台を壊させずに有効活用してたのではないかと思いますよ。
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