『メランコリック・ジゴロ/ラブ・シンフォニーⅡ』のDVDを見ました。
S嬢からお借りしました。
去年中日劇場で見てるので懐かしい!
劇場で見て面白かった芝居はDVDで見てもやっぱり面白いわー。
飽きない。
一番好きなのはまっつのバロット。
頭が悪くて「一発だぜ」が口癖なのに強くもなさそうという間の抜けたキャラ。
なんかね、まっつが演るってのがいいんだよね。
ストイックでクールでアンニュイな雰囲気を漂わせたまっつにこういう変なキャラをあてたハリーはすごいと思う。
まっつがこれを演ってると思うだけで3割増しでおかしいし。
TCAスペシャル2003の「花の10年」みたいな感じ。
あのときの「ブラックジャックの影」をやるまっつもシュールでよかった。
あとねー、奥さん役の一花に「もう亭主でも女房でもないから」と言われてしょげて頬に手をあててるところも好きです。
なんというペーソス。
そして変に色っぽいw
ハリーの芝居はヒロインも好き。
フェリシア(=彩音ちん)のセリフがかわいいんだ。
「こわいよ私」
「父さんもひどいよ」
この「よ」の使い方が「わ」とか「です」じゃないところがいい。
少年ぽさを残して、女未満のところで立ち止ってる感じが生々しくなくていいなと思った。
でもってその少年っぽさがホイっと投げ捨てられてるのがまたいい。
わざとらしくない。
主役側とか演出上の都合で未成熟さを作られてるんじゃなくて、たんなるヒロインの性格なんだなー、というのが大事なの。
ヒロインは主役の都合に合わせて存在してるわけじゃない、と思いたいから。
お稽古風景で一番印象に残ったのは弁護士マチウさん(=まりん)のバッグ。
ダンボール製(推定)で「マ チ ウ」とラブリーに書かれてます。
間抜けでさー、ツボに入りました。
ショーについては
カット多すぎじゃー ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・; ←中村B
とか、
この場面2階席完全無視だったよな o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・; ←やっぱり中村B
とか、いろいろ腹立たしいところも多いんですが…。
でもオーソドックスで見てて疲れないのが一番いいところだと思う。
特にオギーを見たあとだと「分析とかしなくていいの!?」みたいな気持になる。
鷹揚で、初心者にもやさしいタカラヅカ。
ベタできれい。
キザってるまっつとねっとりしたみわっちを交互に見るのが好き。
それから一花を見つけては「小さいなー」とつぶやくのがクセです。へへ。
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