昨日、宝塚に日帰りで行ってきました。
元から花組新公のチケットはあって(『アルカンシェル』新公の代替チケットですね)、その日の昼公演のチケットは未手配のまま早割の電車だけ予約してありました。
でも急遽、宙組のバウを見られることになったのでお昼ご飯を食べに行きます。
ヅカファン生活も長いですが、南口のほうってあまり行ってないんですよね。
せいろ蒸し専門酒場 ヅケクラ
まずはご飯を食べに「せいろ蒸し専門酒場 ヅケクラ」へ。
「zukekura DELI&CAFE」の新店舗、という位置づけらしいです。このお店も名前は知ってるけどまだ行ったことない。新店舗のほうに先に行ってしまった。

宝塚大橋そば月地線(という言い方自体、今回初めて知った)にあるお店です。
これが入り口。
10月17日(木)にオープンしたてらしい。
あまり大きくないお店のカウンターに通されました。

ランチプレートは3種。
あまりお腹が空いてなかったので、一番下の「季節の野菜豆腐と7種の野菜せいろ蒸しプレート」をオーダー。
ごはんか蒸しぱんを選べるので蒸しぱんにしました。普段食べないし。


せいろ蒸し以外のものが先に出されます。
手前は塩と胡麻ドレッシングとポン酢だったっけな。せいろ蒸しの野菜に使います。
その右上にあるのはおかわり自由の一番出汁です。お茶みたいな感じで出されます。
最初はそのまま、次に塩を少し足してどうぞと言われたっけな。
籠の中にあるのは前菜盛り合わせと香の物ですね。

野菜豆腐と7種の野菜せいろ蒸しです。
下のほうにあるのが野菜豆腐なのでしょう。なんの野菜かは聞きそびれた。
蒸し野菜はキャベツ、サツマイモ、舞茸、南瓜、キュウリ、アスパラ……とあとなにか1種あったのでしょう。忘れた。
量を食べない人にちょうどいいくらいのヘルシーなランチでした。
台湾茶館 一以庵・宝塚 ひみつきち
ランチを食べ終えて早々に、もう一つのお店に行きます。
同じ建物の2階にある「台湾茶館 一以庵・宝塚 ひみつきち」、台湾茶のお店です。
ヅケクラを出てすぐ横の階段を上がっていきます。こちらもオープンしたてのお店です。

入り口の階段に貼ってあった案内。
メニューや値段が出てると安心しますね。




テーブル席3席とボックス席5席のこぢんまりとしたお店です。テーブルは2人掛けサイズですが、入り口の案内に書かれていた通り「全席お一人様席」です。
ボックス席は図書館の学習スペースみたいな感じ。
この時間、お客は私しかいなかったので好きな席にどうぞ、と。
ありがたく奥のテーブル席に座らせてもらいました。


桂花金萱とお茶請けの「おまかせ五種」をとオーダーしたところ、店主さんから「待て」がかかりました。
お茶のオーダーだけでお茶請けがついてくるから、まずはそれを食べてからにしろとのこと。
ほう……?



お茶がきました。
基本は自分で好きに淹れるスタイルですが、淹れ方がわからなければ教えてもらえます。
お湯で茶器を温めたらそのお湯はいったん捨てて、もう一度新しいお湯でお茶を淹れるといった感じ。
ひさびさにこういうスタイルのお茶を飲んだわ。楽しい。
そしてお茶請け。
出してもらったのはマンゴー、グアバ、エリンギ、バナナでした。
エリンギ!?となりましたが、エリンギは口の中が甘くなりすぎないのがいい。
たしかにこれがあったらお茶請けを別に頼まなくてもいいかも……。
ていうか、なんで別料金でお茶請けがあるんだ。お腹が空いてる人用か。それとも持ち帰り用か。

お茶のお店のお冷は水出しのお茶でした。これも美味しい。

奥の黒のポットには継ぎ足し用のお湯が入ってます。
おかげさまで、好きなタイミングでお茶を淹れられます。5杯くらい飲んだな……。

お一人様専用のお店なので、ゆっくり過ごせます。
本棚には店主さんのご趣味の、50年くらい前の海外のスパイ小説がぎっしりです。好きな人にはたまらんな。
Wi-Fiがあり店内にコンセントもがっつりあるので、私はブログ書いてました。(ムラまで来てなにしてんの)
でも文庫本片手にゆっくりお茶するのもいいなぁ。
あ、ちなみに「面白いから写真撮っていいですか」「SNSとか出しちゃっても大丈夫ですか」と許可は取ってます。
快諾していただき、「拡散しといて」と言われたのでばしばし写真を出してます。私に拡散力があるかどうかは知らん。



店内には阪急電車も走らせる予定らしいです。


カウンター付近にはまだ値段はついてない台湾から仕入れたものたちが並んでいました。
小さな茶器が可愛い。おうちにお迎えしたくなる。

さて、そろそろ劇場に向かいますか。というところで店主さんにお声がけするとお持ち帰り用のお茶も用意してもらえます。
プラス110円で、さっき淹れたお茶っ葉にお水を足して持ち帰り用にしてくれるんです。110円は器代ですね。だから器を持ってくれば実質無料ってことです。
なにこのホスピタリティー。
というわけで、ものすごく気に入ったお店ができたのでした。また行きたい。繁盛してくださいませ。
でも私がふらっと入れるくらいの席は残っててほしい(笑)。
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