6月14日(土)11:00(初日)、15:30(e+貸切)、6月16日(月)15:30の3回観劇したOSK『春のおどり』の感想の続き。
配席
今回の松竹座で座った席はすべて1階、超前方センター通路、前方上手、やや後方の花道外といい感じにばらけました。
本当は2階、3階席からも観たかったけど、地方民は観る回数にも限りがありますので。
客席降りや花道での見せ場(本舞台は無人)もたくさんあったので、知らずに2階席だったらちょっと悔しかったかも。
お手頃価格の3階席なら仕方ないとあきらめもつくけど。
さて、初日は超前方センター通路だったので、どこ見ていいかわからんかった……とりあえず目の前の人を見ますが。それでも「ここを見ていいのか?」と悩むことしきり。
好きな人を見ればいいのは知ってるし、ものすごく楽しいけど、OSKは中列以降で舞台全体を見るのがいいよなと思いました。
もちろん、前方は前方でテンション上がりまくるんだけどさ。
第二部の洋舞ショーについて
第二部の「The Legendary!」は、中村Bらしく全員活躍させる、見せ場作るよ!な感じのすごいショーでした。花道も客席通路もばんばん使うし、いろんな人にソロもある。
公演プログラムの翼くんと中村Bの対談で、中村Bが
「翼さんを中心にした、みんなのお披露目であって欲しい。全員が一歩や二歩進んだ形をお客様に感じていただけるようにしたい」
と語っておられますが、まさにそういう印象を受けました。
この人にはこんな良さがあるよ、この人はこんなことができるよ、さらに成長していくよと中村Bの声が聞こえるような出番の数々。
OSKは宝塚に比べて人数が少ないのもあって、若手でもどんどん場を任される。モブではいられないし、「舞台に出られるだけで幸せ」なんて言っていられないんですよね。
今回もいろんな人に完全なソロ場面が用意され、任された劇団員さんは期待に応えてました。
翼くんは昔から実力あるし、きれいだし、『ブギウギ』でブレイクしてOSKの知名度を一気に上げた立役者だ。
だけど、翼くんだけに頼り切るのではいけない。どんなにすごくても人間だしさ。
それに、OSKにハマらせる要素はたくさんあったほうがいい。
そういう「沼」の入口をたくさん用意された『春のおどり』でした。
第一章
「新しいヒーローの誕生」「The Legendary!」は翼くんといえばラテン!!というわかりやすくテンションを上げてくれるオープニング。
セリ上にいる翼くんに、舞台上には皆さん勢ぞろいされていてマジでどこ見ていいのかわからん。
まばゆい。
まばゆすぎて「スパニッシュと雷様の衣装だなあ……。」(オギーのやつね)としょーもないことを思う。
「二人の伝説」はいわゆるつばえみですね。
翼くんの客席降り、本舞台にえみちゃん。
宝塚歌劇ではない同期のトップコンビです。
2人の慣れ親しんだ信頼感が素敵です。
2人とも可愛くて上手くてとても好き。
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