2025年『レビュー春のおどり』感想・1

大阪は松竹座で行われた『レビュー春のおどり』を観てきました。
6月14日(土)11:00(初日)、15:30(e+貸切)、6月16日(月)15:30の3回観劇しました。
楽しかったー!

概要

このレビューは2本立てです。

第一部「翔 Fly High」花柳寿楽 構成・演出・振付
第二部「The Legendary!」中村一徳 作・演出

第一部は日本物のレビュー、第二部は洋物のレビューで、中村一徳先生は中村Bとも呼ばれる宝塚の演出家でもあります。

上演時間は第一部が45分、30分の休憩を挟んで第二部が70分。トータルで休憩込み2時間25分です。
初舞台生3名を含む32名が歌い踊り、舞台を務めます。

位置付け

えっと、この松竹座公演は「翼和希トップスターお披露目公演」らしいです。
なんで ” らしい ” なんて変な書き方をしているのかというと、今まで全国巡業してたのとか、4月に南座でやってたのは違うのかとか……よくわかんないからです。
トップスターには昨年9月2日に就任しているしさぁ。

トップスター翼和希就任のお知らせ(9/2掲載) | OSK日本歌劇団

あ、あれらは「トップスター就任記念公演」であって「トップスターお披露目公演」ではなかったのか。うん、わかるようなわからんような。
でもおめでたいから、いいか!

ショー中に「翼まつり」という言葉が出たり、翼モチーフが何度も使われたりと、翼くんのトップお披露目を寿ぐ演目になっていました。

宝塚との関係

OSKと宝塚とは「女性だけが出演する、レビューも行う劇団」という共通点がありますが、演出家などもちょこちょことかぶってるのですよね。
今回の第二部は中村Bだし、かつて宝塚で演出していたオギーもちょくちょく登板する。

あと、宝塚OGもよく振付その他で参加しておられます。
日舞の振付にどいちゃん(鶴美舞夕さん)、洋舞の振付にかける(風馬翔さん)、こっしー(珠洲春希さん)。懐かしいお名前に「お元気そうで何よりです。」と嬉しくなる。
ほか、宝塚で振付を担当されることのある方のお名前も。

OSKと宝塚は別物ですが、交流自体はあるんですよね。
中の人たち(劇団員さんとジェンヌさん)も仲良かったりするし。どうしたって受験スクールで一緒だったりするわけで。
宝塚OGのお嬢さんがOSKにいたりもするしね。

で、もちろん客席にもジェンヌさんがおられて、うっかり見かけた私がやられました(笑)。いやー、不意打ちは心臓に悪い。

初見の感想

「めちゃくちゃ舞台の内容が濃い」
というのが初日の感想でした。

観劇中に「まだあるんだ!?」と何度思ったことか。
これは、飽きてたから出た感想じゃないですよ。
とても濃くて充実した舞台が続いて、それなのに終わらなくて、たとえてみればエンドレスに出てくるものすごくおいしいコース料理みたいな感じ。
一皿でも満足してお腹いっぱいになるのにまだまだ続く、でも美味しいからまだ食べられてしまう……という。

特に洋物のレビューは最高でした。
全員参加型で全員に見せ場を用意して、でもトータルでのクオリティも高いという。すごいぜ中村B。
ちまちました感想はそのうち、のちほど。

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