『La Voile』を見たんだ・7

2020-10-14雪組公演感想

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・スカピンの「ひとかけらの勇気」をあやなちゃんがソロで歌う。
真彩ちゃんの「ダンスはやめられない」で連れ去られかけた心を、柔らかく包んで地上にとどめてくれるような温かい歌声でした。
真彩ちゃんの剛腕ぶりとは方向性が違いますが、こういうふんわりした優しさもいいものです。

・真彩ちゃんは6着目となる黄色のドレスにお着換え。
裾は長いお引きずり、花びら状になっています。右手首には黄色のバラ。
髪は長いみつあみでしょうか、後ろで1つに束ねています。
ディズニープリンセスの雰囲気がありました。

歌ったのは「いのちの歌」という曲だそうです。
時期的なものを考えて選んだ曲だとか言っておられたような。

男役さんも白燕尾で踊ります。

・「あれ、アンコールが聞こえるぞ?」という真彩ちゃん。
この「聞こえるぞ?」がすごーーーく真彩ちゃんだなぁと思いました。
「聞こえるわ」とか「聞こえてきました」とかじゃなくて「聞こえるぞ」なんですよね、真彩ちゃんは。

で、アンコール曲は「My ever lasting dream(私の永遠に続く夢)」。真彩ちゃん作詞のオリジナル曲です。

歌詞がね、「冒険に出る」とかなんですよ。「帆を張って海に出る」とか。
ガンガン前に進む真彩ちゃんらしい。
真彩ちゃんはプリンセスだけど騎士だからな……。(逆にだいもんはどことなく姫感があると思う)

ちゃんとだいもんのことも感じさせる歌詞になってました。
「優しい風に包まれたなら一人じゃないと言われているみたい」みたいな感じで。

・全体的に、真彩ちゃんの歌での表現の底知れなさを感じるミュージックサロンでした。
あんなのもできて、こんなのも歌えて、そんなのまで表現できるのか!! って感じ。
真彩ちゃんにできない歌ってあるの……?みたいな。

次回作で退団するのはさみしいけれど、退団後に思いを馳せずにはいられませんでした。

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