・りんきらハフサ。スレイマンの母后です。
サパではまっぷーが女役をやり、こちらではりんきらが女役を。92期男役、お母さん役やりすぎ。
(星組時代だけど真風のお母さん役も似合ってたな)
『神々の土地』でも皇后役を演じていたこともあって、少々クセはあるけど安定の演技。
亡くなるところは、東宝エリザのゾフィーの死みたいでしたね。「ベラリア」の歌詞みたいだったわー。
・あきものマヒデヴラン。
怖い怖い、存在感はじゅうぶん。
ちょっと硬い演技も、ヒュッレムと敵対するマヒデヴランという形にしっくりくる。
ハフサの後押しあっての皇后、というのもまたしっくりきた。
あれだ、『エリザベート』のごもっとも隊っぽい雰囲気があったのよ……。リヒテンシュタインとか。
・まりなの宦官長は声の高さがぴったり。
説明はされてなかったと思うんだけど、ちゃんとそういう人、とわかる演技でした。
あと、笑いを取る方向にいってなかったのがよかった。
・こってぃアフメトはなんか愉快な人だなぁ……と。そういう役じゃないのは重々承知。
ものすごいテンションでキレて逆恨みして歌い上げる。
うん、この役演じるの大変そうだ。テンションの持っていき方がむつかしそう。
でもうまくスイッチが入ったら楽しいかもな。
・1回しか観てないしプログラムも持ってないのでストーリーや出番をきちんと把握しきれてないんだけど、わんたは2役だったんですね。
1つ目は悪役っぽいのかな。ふつうにハマってた。
こういうの得意よねー、と思いながら見た。安定の濃ゆいわんた。
もう1つはスレイマンとヒュッレムの息子。可愛い役ですよ。まさかの!
いやぁ、あのでっかくて「おっさん役もいつでも来い!」なわんたさんが、白い少年役を演じるとは思わなかったよ。
予想外の弾が飛んできてちょっと笑いそうになった……すまん、わんたさんの演技はうまかったです。
・みねりちゃんのハティージェ。ずんスレイマンの妹君です。
可愛い。強い。いじらしい。
そらイブラヒムと結婚して愛しあっているけれど、皇帝である兄と夫の確執のうえでは皇族であることを捨てるわけにはいかない。夫が兄に斬られたことも受け入れるほかない。
辛いわー。
夫を失ったあとのららヒュッレムとのやり取りが好きでした。
・ひなこちゃんはこの前も地方に追いやられる性格のいい皇子やってなかったか……気のせいじゃないと思う。
最後で反逆までしたのはびっくりした。
そして見終わってから奴隷商人もやってたことを知った。
上手かったわ。
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