『はいからさんが通る』配信を見たんだ・1

2020-12-30花組公演感想,花組

Rakuten TVで『はいからさんが通る』のライブ配信を見ました。
初日明けの土曜日、7月18日(土)13時公演です。

2020-07-18

以前のDC版は約3年前、2017年の10月。
主演・ヒロインは今回と同じくかれーちゃんと華ちゃん。
どちらも役にお似合いで、コンビとしての相性の良さもありました。

その2人が花組トップコンビとして『はいからさんが通る』を再演です。

・開演前のざわめきがない。
ライブ配信での鑑賞が初めてということもあり、音声入ってないんじゃないかと思ってあせった。
皆さん、コロナウイルス感染予防対策としてきっちりと黙っておられたのね。

・幕が、マンガの画像にレトロなピンクの「はいからさんが通る」電飾の組み合わせ。
すごい色味だ……。

・はいからさん=紅緒の華ちゃん可愛い!!
可愛いは正義。
可愛くないと伊集院少尉を殴るところとかで反感を買っちゃうからね。

演技力でもちゃんと「可愛い」をやれるのがすごいなぁ。

・かれーちゃんの伊集院少尉は「顔が強い」。これが第一印象。
そりゃ大正時代の女学生たちもきゃーきゃー言いますわよ。

笑い上戸だしすべての女性に優しく、花もって登場したりするあたり一見軟派に見える。
けれど、かれーちゃんの演技に温かみがあるのと、軍服姿の凛々しさと敬礼の美しさが彼の男気をきちんと見せてくれる。

かれーちゃんも華ちゃんも、やっぱり当たり役だわ。
そして、改めてコンビとして合ってると思うわ。

・伊集院少尉のラリサとの一件は「この八方美人がー!」とか言いたくなるんですが、それが彼の弱いところよね。
愛すべきところともいえる。

元が少女マンガだからどうしても紅緒メインで見ちゃって、「伊集院少尉の事情もわかるけど……でもアンタさぁ!」みたいな気持ちになるのよ。

・組替えしてきたひとこは作家志望の高屋敷要を演じる。
舞台のしょっぱなから出てきた。
最初以外は語り手ポジというほどではなかったけど、ひとこは路線だし、軽い扱いをするわけにもいかないので出番増えたのかな、と。

わーっとしゃべるところはもうちょっとメリハリあったらなぁ。
ネモの記者シリルを思い出したぞ。

・芝居の大まかな流れは変わってなかったはず。
でもなんとなく見やすく、わかりやすくなってた。

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