雪・月トップコンビ退団日変更

2021-02-22宝塚一般

コロナ禍による公演スケジュール変更に伴い、雪組だいきほと月組たまさく両トップコンビの退団日も変更になりました。

雪組 退団者 退団日変更のお知らせ
2020/04/09

下記の生徒の退団日が変更となりますのでお知らせいたします。   

雪組
望海 風斗
真彩 希帆

2020年10月11日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団予定でしたが、公演スケジュールが見直しとなったため、退団日が変更となります。
退団日につきましては、決まり次第、改めてお知らせいたします。

月組 退団者 退団日変更のお知らせ
2020/04/09

下記の生徒の退団日が変更となりますのでお知らせいたします。   

月組
珠城 りょう
美園 さくら

2021年2月14日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団予定でしたが、公演スケジュールが見直しとなったため、退団日が変更となります。
退団日につきましては、決まり次第、改めてお知らせいたします。

トップさんの退団日が変更になるのは阪神淡路大震災の影響を受けたヤンさん以来、なのかな?
(当時のことは噂レベルでしか知らず……)

トップさんの退団には流れがあります。
プレ退団の小公演、大劇場公演、ディナーショーなどを通じて、ゆっくりと別れの時間を惜しんでいくもの。
公演のみならず、お茶会や入り出などのファンイベントもさよならの流れの中に含まれます。

フェアウェルまでのあらゆることが退団という別れのセレモニーです。
残された時間をご贔屓さんとともに過ごしていくことで、心を落ち着かせたり、悔いなくご贔屓さんを見送ったりするのでしょう、たぶん。
(たぶん、と書くのはヅカファンになってこのかた私には「ご贔屓さん」がいないからです。「ご贔屓さん」の定義にもよりますが)

退団が決まったトップさんのタカラジェンヌとしての残された時間は長くはありません。
公演の集合日に退団発表するあまたのジェンヌさんに比べればかなり長い時間ではありますが、それでも。

その時間が今回のコロナ禍で断ち切られそうになったのは、ファンの心を痛める出来事でした。
もしかしたら、小公演のないままにサヨナラ公演を迎えなければいけないのだろうか?と。

とはいえ、宝塚歌劇団です。
これまで人事発表などで「マジで!?」とファンを驚かせたりキレさせたり呆然とさせたり……ということも多々ありましたが、今回のコロナ禍にあっては細心のケアとしか言いようのないほどのファン対応をしてくれた劇団です。

だいきほ、たまさくの退団日変更という形で、ファンの気持ちに応えてくれました。
――とは実はまだ言い切れないのですが(だって、あくまで「退団日変更」だもの、「延長」とか「延期」とは一言も言ってない)、たぶん退団日は延期になるのでしょう。
決まっていた大劇場公演や小公演はなるべくやる方向で考えているはず。

いつになったらコロナ禍が終息するかもわからないときではありますが、宝塚ファンの気持ちを汲んでくれているだろうことは想像に難くありません。
感謝します。

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