公演は再び中止に
3月9日に再開された宝塚歌劇の公演が、再び中止になりました。
宝塚歌劇公演の中止について
2020/03/11宝塚歌劇では、2月下旬に示された政府方針を踏まえ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2月29日（土）から3月8日（日）までの公演を中止するとともに、休演期間を利用して、劇場内各所の重点消毒を行ったほか、サーモグラフィの設置や客席内の換気強化、塩素系薬剤等による清掃強化、劇場内飲食提供の中止、客席を使用した演出の中止、出演者及び従業員の健康管理の徹底、お客様の滞留を抑えるためのご案内強化など、様々な対策に最大限取り組んでまいりました。そして、お客様にも検温やアルコールによる手指消毒など感染予防と拡散防止にご理解とご協力をいただき、感染拡大防止対策をでき得る限り強化した上で、3月9日（月）より公演を再開いたしました。公演実施にあたり、感染予防にご協力いただいたお客様に心より感謝を申し上げます。
しかしながら、3月10日（火）夕刻に示されました「新型コロナウイルス感染症対策本部」の政府方針を受け、3月12日（木）より3月19日（木）の間、下記公演を中止させていただくことといたしました。ご観劇を心待ちにしておられたお客様には深くお詫び申し上げます。
下記公演の中止に伴うチケット料金の払い戻し方法につきましては、後日改めて宝塚歌劇公式ホームページにてご案内いたします（振替公演の予定はございません）。なお、払い戻しの際には、お手持ちのチケットが必要となりますので、大切に保管くださいますようお願いいたします。【公演中止期間】
〇花組宝塚大劇場公演
『はいからさんが通る』
3月13日（金）～3月19日（木）〇雪組東京宝塚劇場公演
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA（ワンス アポン ア タイム イン アメリカ）』
3月12日（木）～3月19日（木）
※3月13日（金）開催予定の宝塚友の会「トークスペシャルin東京 雪組」も中止いたします。現時点では、3月20日（金）より公演を再開する予定ではございますが、今後の新型コロナウイルスの感染状況や、政府方針等によっては予定が変更となる場合がございますので、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今後変更がございましたら、随時、宝塚歌劇公式ホームページにてお知らせいたします。
公演中止は残念である――とともに、わずかな日数であっても再開してくれたことに対しては感謝しかありません。
特に3月9日。いうまでもなく星組大劇場公演の千秋楽。
専科のみつるが大劇場で最後の大階段を降りる日でした。
私は現地にいませんでしたし、みつるの特別なファンというわけでもありません。
それでも、大階段を降りて緑の袴で最後のご挨拶をするというのが、タカラジェンヌやファンにとって大きな意味を持ち、一つの心の区切りをつけるのに大切なセレモニーだと感じているからです。
「このご時世に」ーーそう感じる人もいるでしょう。
それでもなお、ジェンヌさんとファンが互いに想いあう心は大切にしたい。
内外問わず批判も多かったでしょうし、開演までの対策はとても大変だったはず。
賛否両論あるのは承知で、劇団がわずかな日数でも開演してくれたことに感謝します。
そう、対策。
休演期間を利用して、劇場内各所の重点消毒を行ったほか、サーモグラフィの設置や客席内の換気強化、塩素系薬剤等による清掃強化、劇場内飲食提供の中止、客席を使用した演出の中止、出演者及び従業員の健康管理の徹底、お客様の滞留を抑えるためのご案内強化など、様々な対策に最大限取り組んでまいりました。そして、お客様にも検温やアルコールによる手指消毒など感染予防と拡散防止にご理解とご協力をいただき、感染拡大防止対策をでき得る限り強化した
ただ単に休演・公演中止してしまうのであれば、必要なかった対策です。
物的・人的ともにものすごいコストがかかっているはずです。
現在のところ、再開された3日間のためにこれだけのことをして劇場の幕を上げようとしてくれたわけで。
対処の速さがすごいなぁ……。
今日は東京の雪組公演のみ行い、明日からは再びの中止。
金曜日のかれーちゃんの大劇場お披露目初日も飛びました……。行きたかったです、お披露目初日。
3月20日（金）から公演再開予定ということで、おそらく雪組の東京千秋楽は開演できるように……との劇団の考えかと思います。
公演の中止、再開、再度の中止……などによって、ジェンヌさんの精神的なストレスはいかほどでしょうか。
また、ジェンヌさんに密接にかかわるファン（各会の代表さん、スタッフさんなど）も大変だろうなと……。
私にできることはありませんが、なるべく心穏やかに過ごされることを願うばかりです。
