『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』感想・1

星組大劇場公演『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』2月8日(土)11時公演を観てきました。
とりあえず1回だけ。

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『邪馬台国の風』と『阿弖流為』を思い出すような舞台でした。良くも悪くも。
(あ、『邪馬台国の風』は嫌いじゃないよ、念のため)

舞台(照明)が暗めだったのは「谷」だからかな。
暗いので睡眠時間短いと……意識飛ぶ。
前日3時間しか寝てなかった私はまんまと意識が飛びました。

「幻想歌舞録」と書かれているところからして「ストーリーメインじゃないです」なので、芝居とショーの中間というか、ショー寄りの作品だと思えばいいんだろうな。
ショーよりは芝居が好きだけど、こういうあり方もいいと思います。
なんかおとぎ話っぽいというか、「ドンブラコ」とかこんな感じだったのかなぁなどと思いながら観ました。

・最初に出てきたくらっち=春崇(語り部)が実は……で締められるのは、なるほどとすっきりした気持ちになりました。

・これがトップお披露目になるこっちゃん。
ピュアで現実を知らない若者・丹礼真が現実を知り成長していく話。
谷から動くという落としどころはすごく良いなと。

壁にぶつかり悩みつつも王になっていく姿は、こっちゃんと重なる。
ベタな作りだけど、祝祭ムードがあっていいと思います。

歌ってよし、踊ってよしのこっちゃんのトップは本当におめでたい。
役柄上、見た目の少年味も生きた。
ラストシーンはちゃんと成長して風格のある姿になっていました。

・お披露目しょっぱなから重い設定を担わされてるひっとん・瞳花。
とある人の妾になり子を産まされ、盲目になり、子供(5歳)とは生き別れ。
おおおおう。たたた大変だ。ヘヴィー。

この前の宙組公演『エル・ハポン』のように「未亡人だけど実質的には結婚していない」(≒性的に清らか)みたいな記号をつけられることも多い宝塚のヒロイン。
(その一方で娼婦がヒロインだったりもするからタカラヅカは幅が広いが……)
そこで、これでもかと重荷を背負わせてくるのがすごい。
しかもうら若い就任したてのトップ娘役に、である。

でも「できる」と見込まれたからこその役なんだろうな。
巫女のような透明感と、ひとりの母としての想いが伝わってきました。

感情が高まったときのダンス、素晴らしかったです。
「その地に生きる者」の強さを感じました。

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