『El Japón』感想・1

2021-02-11宙組公演感想,宙組

『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』を観てきました。
12月7日(土)15時の1回きりです。

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今回の演目、面白いのかつまらないのかよくわかりませんでした。
わくわくする場面はほとんどなくて微妙だったんだけど、積極的に「つまんねっっ」と言うほどでもなく(とりあえず初見では意識飛ばなかったし)。
大野センセイの作品だと、ポリコレ的にムカつくところや神経を逆なでされる場面はないので、それはありがたい。

マカロニウェスタンwith武士、って感じでしょうか。
西部劇とか、とりたてて好きじゃないしなぁ。嫌いでもないけど。

真風は苦悩し、キキちゃんはコメディ担当もある謎の2枚目、ずんちゃんは中身がちょっとアレなあかんやつ。
大野くんが自分の観たいものを宙組生のキャラに合わせて作ったって感じでしょうか。しらんけど。
キキちゃんがヒゲなのは、たまちゃんロルテスをむさくした大野くんの趣味だと思ってる。

しかし手持ちのピストルを出して「相棒のキキチャンっていうんだ」みたいなことを言い出したときにはどうしようかと思ったぞ。
大野センセイってこういうよくわかんないギャグぶっこんでくる人だったっけ?

とりあえず踊りや殺陣がふんだんにあって、歌って踊ってしてました。
真風の治道には「ハリーものの主人公か!?」と言いたくなったけど、正塚作品よりは歌うし踊るししゃべります。
各地の方言をしゃべる娘っ子も可愛い。
これも萌え狙いなのか?動物系(『ロシアン・ブルー』のネコタナ一族とか、こないだのショーのキツネとか)の代わりか?(知らんけど)

あ、開演前にプログラムを流し読みしまして。
文字量・情報量の多さに「大野センセイだなぁ、好きよっっ」と思いました。
舞台とは無関係なところでは、まりなの項で衆道系のネタをぶっこんでくるところも、とっても大野センセイでした。

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