『はばたけ黄金の翼よ』感想・2

雪組全国ツアー公演『はばたけ黄金の翼よ』梅田公演、11月9日(土)12時と16時半、10日(日)12時の感想の続き。

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少女マンガを潤色・演出させたら安心感しかない小柳センセイの作品です。
ああもう、ほんっとに少女マンガで古いタカラヅカだったっっ。

・しょっぱな、うきちゃんが修道院長先生やってる!
老けメイクすごい!
厳格そうな雰囲気がよく出てる。

・プロローグの歌やダンスがめっちゃ数十年前のタカラヅカだ。
寺田先生っぽい~(笑)。
(この場面の作曲は寺田先生と青木先生です。どういう振り分けかは不明)
ベルばらとかの匂いを感じる。

・「花婿に見惚れていたか」というだいもんヴィットリオ。
美しい自覚があるらしい(笑)。
こういう男キャラもなつかしいっっ。

・「マントヒヒ!みにくいブタ!」と言って枕を床に投げつけるクラリーチェがマジで昔の少女マンガ。
このノリ懐かしい~。ああ可愛い。

プリプリしてても声やしぐさが可愛いからなぁ。すごいなぁ。

・特訓の甲斐あって最後に場面で2人くらい倒してるクラリーチェ。
すごい。

女の子だけど一生懸命に強くなって、男の子のように……というのは昔の少女の夢だった気がするな。

・グリエルモ伯・あすくん悪いやっちゃなー。
「娘は親の言いなりになるもの」を地で行くもんな。
完全に手駒扱い。娘の貞操?なにそれだもんな。

・ヴィットリオさん、据え膳はおいしくいただいたんですね。
いや、まぁ、別にいいけど。

・ひとこ演じるお兄ちゃん(ジュリオ)、しっかりしろ……。
悪人ではないんだろうが、無知だったり無能だったりする君主って害悪だわよと思ってしまった。
最後はジュリオがヴィットリオに恭順を誓ってくれてよかったわよ。

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