『ロックオペラ モーツァルト』感想・1

2021-02-11星組公演感想,星組

星組梅田芸術劇場公演『ロックオペラ モーツァルト』を観てきました。
観たのは11月23日(土)12時公演の1回のみ。

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すごく楽しかったです。

音楽がよくて絵的にきれいで出演者がすごい。
文句はなくはないんですが(だって演出ダーイシだもの)、全体的な出来を考えれば些末なこととしてもいいでしょう。(逆に、これが足を引っ張ってる!!と怒ることもできますが)

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのこっちゃん。
内面に幼さを残した天才音楽家。
外見的に少年ぽさがありつつも、技術的には超プロなこっちゃんと重なるヴォルフガングは、こっちゃんにぴったりの役でした。

見た目かわいい!! でもかっこいい!!
喧嘩っ早い感じや、感情のまま・衝動のままに動く感じも、持ち味的にとてもしっくりくる。

女好きで簡単に女の人にデレて、ホイホイいうこと聞いちゃったりナチュラルにたらしたりするのがアホかわいい。
それでいて、酒場で喧嘩するところなんかは、オオカミのような狂犬っぷりをみせつけてくる。
俊敏だから喧嘩が強そう。
踊りながら歌っても危うさはまったくない。
背中からダイブしながら歌ってもまっっったく歌声がぶれないのには平伏するしかない。ノドが強すぎる……!

1幕終わり、母と恋を失っての絶唱と演技はすばらしかった。
ダンスと歌はもとから折り紙つきで、そこに演技力もそなわってきた。

これからの星組に期待しかない。

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