『シャルム！』感想・４
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・レジスタンスの場面。
いきなり濃い物語風になります。
フルフルちゃんは役としてはかれーちゃんと絡み（恋人同士）、みりおとは絡まないあたりがコンビ感の薄さ。
「トップ娘役」だけど、みりおの相手役というよりもかれーちゃんのプレ相手役みたいな感じ。
役を離れてみりおとデュエダンなどを踊ってはいるんだけどね。
私はつい物語に整合性を求めてしまうタイプなので、最初はこの場面にちょっとツッコミ入れたかったんだよね。
「フルフルちゃんてば、毒のない笑顔で若者たちを地下世界にいざなってたけど、レジスタンスに誘う気だったんかい！？」みたいな。
いつの間にかゆーなみとあかつかはレジスタンスの男になってるし……。
でも、ある花組ファンと偶然お話して、彼女のご贔屓さんが勝手に考えている裏設定を聞いてからちょっと考えが変わったのだわ。
これって、レジスタンスの恋人に会いにいって死んだ華ちゃんフルフルが、みんな（カタフィルたち）を地下＝死の国に呼び込んでいる？
時間軸がズレてるのね。
まぁ、とあるジェンヌさんの考えた裏設定からの発想なので、正解はないんでしょうけれど。
・続くはすべてが浄化されるような場面。
みりおは光の男。
神様みたいな感じ？
死んだフルフル華ちゃんに復活魔法（ダンス）で生き返らせるマイティーすごいなって思いました。
・午前7時、地上に戻ってくるカタフィル6人組。
オギーの『ドルチェ・ヴィータ』は水底からの生還で（戻ってきたのは当時娘2？のウメちゃん）、でもまだ水底へ誘うディアボロ（瞳子ちゃん）はいて……という感じだった。
今回は「あの世とこの世は背中合わせ」的な危うさはなくて、「ちょっと特別な冒険から帰ってきたよ☆」みたいなパッカーンと明るい印象を受ける。さわやか。
ほんと闇と毒のないオギーだな……稲葉くん。
（疲れなくていいと思う）
