みりおのVISAのページ、「今月のメッセージ」もこれが最後なんだなぁ……、としみじみします。
「※当コーナーは11/24(日)までの掲載となります。」の文字も切なく沁みる。みりおの宝塚人生最後の日が近づいているのを、いやが応にも感じずにはいられないから。
それはそうと、みりおのメッセージ。とても素敵で読み応えのあるものですね。
退団するトップさんの、大劇場千秋楽の日の朝からお見送りパレードまでの気持ちを事細かに記してくれています。
同期からのお花渡しでは、あやちゃん(望海風斗)が来てくれました。渡してくれる時になんと言うのかなと思っていたら、「生まれ変わっても一緒にやろう」というようなことを言ってくれまして……。予想外な言葉でしたが、とてもうれしかったです。
来世でも同期なのかな、(宝塚での)性別一緒なのかな。
もしかしてトップコンビとして組んだり……?
「また一緒にタカラジェンヌをやりたい」というだいもんの気持ちが、私も嬉しい。
トップになってからも、本当にいろいろな公演、役をさせていただきました。『宝塚幻想曲』は、全員がとてもハードな思いをしましたが、どの場面もスケールが大きくて大好きでしたし、台湾公演でも上演した思い出の作品。『雪華抄』も、組の大半が初めての和物ショーだったので、印象に残っています。そして『金色の砂漠』のギィ。毎日燃え尽きていました。じっくりとお芝居をする感覚がなんとも言えず、楽しかったです。『ポーの一族』も、世界観が特別でした。たくさん素敵な歌もありましたし、皆さんに喜んでいただけてうれしかったです。一番楽しかったのは『CASANOVA』でしょうか。私自身も宝塚生活の終わりが見えていたこともあり、こんなに舞台の上で気持ちよく呼吸ができるんだ、と。『MESSIAH』もそうですが、いろいろな人とお芝居ができたのが、本当にうれしかったです。作品や役、素敵な曲との出合いに、いつも心を揺さぶられてきたので、宝塚に入って心から良かったなと思います。舞台人としていろいろな設定で、恋愛、家族愛、仲間への愛、憎しみや悲しみ、怒りとか、さまざまな感情を経験でき、すごく濃厚で楽しかったです。
長い間、楽しませてもらいました。
『金色の砂漠』は芝居好きのみりおならではですね。
『CASANOVA』はほんとうに楽しそうだった。自由に呼吸している感じは、観客の私にも伝わってきました。
『ポーの一族』のエドガーは、見た目は若いけれど長くトップを務めているみりおだからこその存在感でしたね。
いろんな役を観られて幸せでした。
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