『望郷は海を越えて』を見たんだ

2021-02-11宙組公演感想,宙組

時代劇専門チャンネルで放送していた『望郷は海を越えて』を見ました。
見たのは途中からだけど、面白かったっっ。

さすがの谷センセイ!
私のツボを突いてくれる。
いやぁ、歌舞伎だし文楽っぽいわぁ~、最高だわこの無茶苦茶さ。
登場人物死にまくりっっ。

あ、今年の夏ごろに歌舞伎『月光露針路日本 風雲児たち』を観たときに『望郷は海を越えて』っぽいなぁと思ったんだけど、ビンゴだよねぇ。
ちょっと設定をずらしてるけど、『おろしや国酔夢譚』だわよ。

私が見たのはわたさんが銀橋で歌って、そのあとロシア宮廷の場面になるあたりのところ。(クーデター前)

エカテリーナとして出てきた花ちゃんが美しいっっ。
さすが女帝!
きれい~芝居うまい~きれい~高貴~♥ とほれぼれしてしまいましたわ。
このとき研10かな? まだ美貌も衰えないし、役者としてあぶらも乗ってるし、いい時期だ!
それにタカコさんとの大劇場お披露目公演だったんだよね。
幸せそうなはずだわ~。

豪華なドレスも軍服姿も眼福。
由布姫として出てきたときの可憐さも素敵でした。

主人公の九鬼海人のタカコさん、大黒屋光太夫じゃなくてどうやら武士なのね。
宝塚のトップ様たるもの、商人よりも高位の人のほうがいいってことかしら。

じゅりぴょんや水さんも懐かしいっ。
じゅりぴょんはさすがの舞台スキル。芝居がいいわぁ。
水さんはロシア貴族としての軍服姿が美しい。愛するエカテリーナ様にエスコートを頼まれてよかったねぇ。

さて、私はこの作品を(途中からだけど)めっちゃ楽しんだのであるが、これをトップコンビお披露目として通うことになった方の心中やいかに……という気持ちにはなったぞ。
ほんとに死にまくりでな……ネタ的に楽しめればいいんだけど、たぶん。

0