姉からのメール・138

姉からのメール

花組 A Fairy Tale 青い薔薇の精 感想3

・妖精の振り付けが特徴的というか、あまり見たことない動きで新鮮だった。やっぱりその中では舞月ちゃん見ちゃうよね、そりゃあね。髪型かわいいし!!ダンスがエアリーでこれぞ妖精って感じ、翻す布の動きと相まって軽さ倍増(^-^)

・しかし舞月ちゃんは何の精霊なのか気になりすぎる…なんとなく有機的な感じはしないな…軽そうだから風とか?でも若干空気の精とかぶるかなー?なんだろう?

・「嫌がることをしたら妖精さんは好きになってくれないわよ?」とたしなめられたのにもかかわらず、「ワッフル置いておくわよ〜おやすみなさい(^-^)」からの「見つけた〜!仲間に入れて(^○^)」って!妖精相手にだまし討ちとは大したタマやで…さっきのしおらしさはなんだったのか(笑)。

とは思いつつ、バクハツした好奇心に突き動かされちゃう子供、まったく嫌いじゃないわ(^^)。さすが将来のベストセラー絵本作家。その片鱗を見た

・踊ろう!ってつかさが最初に言うの、っぽいわー、一番ワクワクして飛び出していきそうだわ

・何故私が!と問うかれーちゃんに全然答えず、要望ばかり出していくエリュ。おおぅ一方通行。そんな尊大な彼も劇が進むにつれて双方向のコミュニケーションをとっていくのよね。でも、人間フレンドリーに変化しながらも、精霊の孤高さみたいなものはとても残って見えた。人間への理解が進み馴染みつつも、あくまで精霊は精霊のまま、独特の存在感を保っている様子が不思議で面白かった

・罪に落ちたみりおの歌。気迫というか、ほとばしるものがすごかったねぇ。歌で世界感とか感情とかを伝えるのが上手な人だなーと思ってたけど、今回もグイグイきたわーめっちゃ引き込まれた

・かれーちゃん、溢れた紅茶をちゃんと拭いていて、意外と丁寧。いや、ご本人は「乾く乾く」と放っておきそうなイメージなので(笑)。かれーちゃんは体が動くから、こういう劇中のアクション(びっくりしてうわっ!みたいなの)がバチっときまるのよね。そしてこの役の見た目が!本当好みだわ〜

・あきらがかっこいい。もう、何から何までかっこいい。上着をなおしたり、時計をなんかしたり、表情も仕草もやることなすこととにかくかっこよかった!いやーかっこよかったなー。今回たくさん人がいたけど、9割ぐらい?若い人(妖精含む)なので、余計あきらの渋さが目を引いた。マジでカッコよかった。あきらを見てたらヒゲもいいもんだなーと思えるわ

・そんなカッコいいあきらのヴィッカース商会。おはなしとは切り離して、完全に目の保養タイムになってしまっていたので、上手から順に、はい、かっこいい→君もかっこいい→あなたもかっこいい…みたいな記憶しかないんだけど、××ちゃんも、そうやろ?仕事なんか放っといて、並んで踊って〜(*^^*)

・そこから出てくるの?!な妖精がいた。確か二人ぐらいいた

・精霊が精霊として、どのくらい人間の世界に実質的に関与できるのかが気になった。庭のあたりを開発しようとした男の事故は精霊が守ってくれたみたいにおばあちゃんが言ってたけど、実際どうなの?とか、えみちゃんの謎の貴婦人が庭の再生活動に裏から手を回してるっぽいんだけど、どのくらい実社会にタッチできるんだろう?とか。精霊は何ができて何ができないのか。んー、謎が深まる。(分かってないのがわたしだけだったらすまん)

・そのおばあちゃんの存在も結局謎。謎の貴婦人と猫繋がりで何か…とは思ったが、よくわからんままだよ。で、思わせぶりなあの人、誰なん…?もしかしてただの猫好きな長生きおばあちゃんだったとしたら…結構注意してみてただけにガクリ(笑)

・椅子に座った探偵?この人誰だろう?んー?と20秒ぐらいしげしげと眺めてやっとわかった、ああー、るなちゃんか!素でびっくりした、さっきの妖精さんのフワッとエアリー感はどこへ

・庭の回想シーン。マイティが思わずしろきみちゃんの頬に触れそうになった時、しろきみちゃん、え?さりげなくかわしてなかった…?えっ、しろきみちゃん、そのかわし方はマイティの気持ちに気付いてる…?気づいてるのね…?そういうことなの…?うわああぁ((;゚Д゚))…何それ…心がグシャグシャですよ、このモーションだけで。その後しろきみちゃんが亡くなってからの絵を受け取るマイティの心中やら、まいこつの心中(知ってる知らないで大分違うけど)やら考えると…本当うわあぁ…(>人<;)どうしよう…この三人…と一人で客席で悶えた。何この関係しんどいんだけど…!

続く

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