『ささら笹舟』を見たんだ・1

2021-02-11雪組公演感想,雪組

時代劇専門チャンネルでやっていた『ささら笹舟』を見ました。
2000年の雪組バウホール公演。
約20年前!
宝塚を観始めたころはわりと雪組が好きだったこともあって「なつかしー」と思う生徒さんがたくさん。
でも私がヅカファンになる前に退団されてる方も多くて、「ああ、こんなジェンヌさんだったのか」と思ったりもしました。
(舞千鶴さんとか蘭香レアさんとか風早優さんとかは、お名前とおおよそのポジションのみ存じ上げてるって感じ)

・放送の前後にかしちゃんと中井美穂さんの対談がありました。
なんせ演出が谷センセイだったのでとても怖かった……みたいな話とか。
明智光秀と影の2役を演じたけれど、混乱はしなかったという話とか。

すごいなと思ったのは、早替わりの話。
かしちゃんの役は衣装がえが多くて(主役でもあるしね)、でもお衣装部さんはそんなにたくさんついていない。
下級生(ハマコ先生とか)が着替えを手伝ってくれるんだけど、お手伝いしてくれる人に「右足上げて」と言われたら別の人に「左足上げて」と言われてどうすりゃいいの!?みたいな感じだったとか。

早替わりの工夫としては、足袋を7枚重ねていたのだそうな。
場面ごとに1枚ずつ脱いでく感じ?
かしちゃんは「マトリョーシカみたいに」って言ってました。

あと、着物が左右に引っ張ると割れるように細工してあり、舞台裏で走りながら誰かが引っ張って脱げる(というか外せる?)ようにしてあったとか……。
「舞台裏は戦場でした」とのかしちゃんのお言葉。

ひさびさに見たかしちゃんは、相変わらず細くてキレイでした。
王子の似合う男役さんだったよねぇ。

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