『Music Revolution!』感想・1

2020-10-14雪組公演感想,専科

『壬生義士伝』の併演のショー『Music Revolution!』について。
まだ1回しか観てないのでざっくりと。

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ざっくりとした感想しか書けないのは、1回しか観てなくて人の出番などを把握しきれていないせいもあるんですが、なにより後半が怒涛の勢いすぎて脳のキャパオーバーをきたしたからです。
目まぐるしかった。
これでもかこれでもかとジェンヌさんが出てくる。歌う、踊る踊る踊る、銀橋を渡る渡る渡る……。

前回の雪組『ファントム』のフィナーレ並みに目まぐるしいフィナーレでした。

でも考えてみればどっちも中村Bなのか、当然っちゃ当然か?

・銀橋渡りがめちゃくちゃ多い。
スターさんも、路線候補も、若手も中堅も男役も娘役も、たくさん渡る。
なにもそんなに渡らせなくてもよかろうとつっこみたくなるほどに。

宙組『オーシャンズ11』の初舞台生がハシゴになっての銀橋渡りをしなかったこともあって、少し分けてあげたいくらいよ。

・銀橋渡りの大盤振る舞いはともかくとして、いろんなジェンヌさんに見せ場があるのは嬉しい。
真ん中のだいきほがめちゃくちゃ歌えて、雪組路線はダンサーが多いから満足度の高いショーになってました。

・雪組生に加えて専科からカチャが登板。トップだいもんと同期!
ふつうに雪組公演になじんでました。

けれど、雪組トップコンビは美声で抜群の歌唱力があるし、路線系はめちゃくちゃ踊れる、スタイルなら咲奈がいる。
そうなるとカチャが出る意味って……?ということになるんですよね。
実力を補填するわけでなし(カチャが下手という意味ではなく、雪組生で足りているということ)、タカラヅカらしい華やかさを加味するというほどでもなく。

化学変化には乏しい特出だなぁという印象です。

以前の星組本公演ではカチャの出演がとても意義のあるものだと感じたので、出演する「場」によってありがたみはかなり変わるもんだなぁ。

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