●クラシック・ヴォーカルに続いてポピュラー・ヴォーカル。
宝塚で歌われる曲のメドレーです。
1曲目は「タカラジェンヌに栄光あれ」。男役2人がメインで、他全員がコーラスという構成。
最初に歌ったのはB組イアーゴー、額が特徴的な芝居の上手い人だ。
後から歌ったのはA組イアーゴー。そうか、イアーゴーのコンビだったのね!(と今ごろ気づく)
この後からの男役さんが地味に気になる……。
というのも、文化祭プログラムの写真って基本みんな笑顔じゃないですか。
にっこりしてたり、すまし気味だったりはあるものの、程度の差こそあれ笑顔。
でも彼女、「笑う気あるんか!?」と言いたくなる表情で写っているのですよ。
「喜多弘センセイがご存命だったら『笑え―!文化祭が嬉しくないんかお前は、笑えー!!』って怒られちゃうよ!」と勝手に心配になるほどににっこりしてない。
笑ってないのはプログラムだけじゃなく舞台上でも。
嬉しくないわけでも楽しくないわけでもない感じはするんだが……とりあえず「私楽しいです!やる気あふれてます!!」みたいなアピールはしない。
なんなのだ君は……と、気になって仕方なかった。これ、策略だったらすごいなぁ(笑)。
面白いことがあると、ニヤリと笑ってるタイプなのかもしれん。
・『小さな花がひらいた』の「もう涙とはおさらばさ」は小芝居つき。
リーゼントをきめた立派な体格の男役さんが、舞台上で土をほじくったりする子役演技をしているのを見るのはなんともいえない気持ちに……。
(娘役3人、男役2人の場面ですが、男役のうち一人はB組クリストフです)
ソロの娘役さんは歌がうまい。
両脇の娘役さん2人はどちらも可愛かったですね。
背が高いほう(B班語り手)は美人さん。
小柄なほうは月のたんちゃんを思い出すような可愛さだった。
・修造氏の娘御さんは『エクスカリバー』の「未来へ」のソロ。
ほか全員がコーラスで後ろにいるので、大劇場の中詰のラストみたいな演出でしたね。
声が特徴的で、少年味を感じました。
・文化祭でもよく歌われる「ヴィエント デ ブエノスアイレス」。(たしか宙のおさよちゃんとかが歌ってた)
過去の記憶ではみなさん娘役らしい可憐な歌い方をしていたんだけど、今年は一味違った。
娘役というより女役、それも専科さんみたいな感じでした。
・首席の娘役さんは『皇帝と魔女』の「愛の歌」のソロ。
・実質トリを務めたのはA組ロベルトを演じた男役さん。
『風と共に去りぬ』の「さよならは夕映えの中で」を歌う前にレット・バトラーのセリフもある。
このセリフだけで世界を作れる実力の持ち主。
歌と芝居がうまくて、見た目もいい。
成績があまり良くないのはよほどダンスが足を引っ張ったのか……?
・最後は全員で「この愛よ永遠に(TAKARAZUKA FOREVER)」で幕。
オブリガードは首席娘役さんと「ヴィエント~」ソロの娘役さんの2人で務めてました。

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