仙名ちゃんサヨナラショー・3

2021-01-31花組

サヨナラショーの前後に、組長・さおたさんによる退団者紹介とコメントの代読があります。
下級生から順に紹介されます。
ここは律義に学年順(仙名ちゃんのあとにべーちゃん、じゅっちゃんと続く)なのだなと思ったり。

以下、さおたさんのコメント代読。
記憶がごちゃっとしてるので、退団者本人の階段降り後のご挨拶が混じってるかもしれません。

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●りんかもねちゃん。
「芝居が大好き。役名がなくても名前を考えて、人生を考えて作ってきた」と。

もう、この段階で涙腺にくるわけですよ。
芝居が好きかぁ。私も好きだったよ。
ていうか役らしい役をもっと見たかったよ。

役としては『スターダム』のシンシアを挙げ、「芝居をする楽しさを学んだ」と続いていたかと思います。

何度か書いてますが、りんかもねちゃんは文化祭のお芝居が強烈に印象に残ってるんです。
101期文化祭の演劇で見せた女役のお芝居がとても上手くて「なんてすごい子が入ってきたんだ!」と感動したんです。

ビジュアル的に真ん中寄りではないので、新公学年のうちは役付きが良くないだろうことは承知してました。男役ならまだしも娘役だし、男役以上に役がつかない。
だから研10くらいになったら……!と期待してたんですよね。花組で言えばゆめ様ポジを狙えるかな、と。

研4で辞めず、脇で重要な役を担う彼女を観たかった。ですが、かなわぬ夢でした。
10年も宝塚にいられる人ばかりじゃないですしね。
次の夢などあるのでしょうし――とはいえ、惜しい。

●たまごちゃん。

『MYHERO』のちなつの妹役を挙げ、「ずっとちなつさんの妹でいられたらいいのに」と思ったという話をしていました。

『ハンナのお花屋さん』で演じたみりおの子供時代の話は、子供時代と大人になってからが抱き合う場面があって、一つになれる感覚があった」と。
「明日海さんの目を見るだけで感情が痛いほど伝わってきました」。

コメントまでもがザ・娘役的な可愛さに溢れてました。

たまごちゃんについては、彼女が組配属されたときに花男たちが色めき立ち、「誰が最初にたまごちゃんにアプローチするか」を争ったみたいな話が好き(笑)。
勝者?はタソだったような。

●るかちゃん。

「水美さんの初主演作『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』のメンバーに選ばれて、ダンス中心なのにと驚いたけれどすごく嬉しかった。」と。
あまり知らないのだけど、ダンスが苦手だったのかな?

尊敬する先輩の初主演作に出演できるということで一生懸命お稽古した、と。
いい青春だったんだなぁ。

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